生活の中のアート

すっかり年の瀬な今日この頃

UNIQLOでスエットでも買おうと思い

店内をうろついていると

おや

アンディ・ウォーホルの

テイストなスエットを発見

↓↓↓

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実際は

一番目立つ所に置いてあったので

すぐ手に取りましたが

しっかし

ウォーホルとUNIQLOの組み合わせとはねぇ

UNIQLO

この現代アートとのコラボ企画

SPRZ NY(=エスピーアールゼット・ニューヨーク)

すでに2014年よりスタートしています

SPRZ NY』とは

“SURPRISE NY” (=サプライズ・ニューヨーク)の造語で

かのニューヨーク近代美術館(=MoMA)

全面協力のもと

「服とアートが出会う場所」をコンセプトに

ニューヨークを先駆けとして

全世界に驚きや衝撃をもたらすような

アートの発信や

斬新な商品企画にチャレンジすることを

掲げたプロジェクトです

↓↓↓

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面白いですね

って

かれこれスタートしてから

もうすでに4年近くが経過していますが

実際その効果やいかに⁈

なにぶん近年のネット通販の

急激な普及・拡大で

アパレル業界は

不振に追いやられていますのでね

でもUNIQLOとしては

直近の連結決算では

素晴らしい業績を上げていますし

上記のプロジェクトそのものの

評価はわかりませんが

まあ面目躍如といったところでしょうか

つくづく

ウォーホルが

高尚と思われていた美術の大衆化を目論み

どこにでもある素材

誰にでもできる技術を用いて
逆転の発想で放った作品群が

時代のニーズに呼応し

パラダイムの大転換を起こし

やがてPOPアートの寵児へと

登り詰めていった経緯そのものが

ビジネスの世界にもまんま当てはまる

つまりは

マーケティング的な事例の最たるものだなと

今さらながら実感

ふと

そう考えると

ウォーホルとUNIQLOって

正反対のようで

実は案外近いかも(!)

POP

デザイン性に富んでいて

それでい

大量生産の消耗品な感じ

ということで

おまけ

ただいま東京駅近くの

三菱一号館美術館にて展示中

↓↓↓

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19世紀末のパリにおいて

カフェやキャバレーなどの

遊興施設の増加に伴い

筆で描くように多色刷りができる

リトグラフ(石版画)のポスターや印刷物が

ロートレックら芸術家の手によって

世紀末パリの街中に

一気に溢れていきます

その過程は

それまで富裕層のものだったアートが

庶民の間に親しまれ

浸透していくことにつながる話で

上述のウォーホルと似ていて

ある種の

価値観の逆転をもたらしたわけですね

まさに

グラフィックアートのはしりですね

というわけで

なんだか

つい話が

あっちこっちへ飛びましたが

つまりは

日常の

生活の中の

アートですね

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