ライブ感
ネット社会全盛の世の中ではありますが
映画館の入場者数やスクリーン数はここ年々増加傾向にあるようです
う~ん
レンタルDVDやスカパーなどCSチャンネルの豊富さや
ホームシアターの設備の充実ぶりなど
映画館に行かなくても
映画を観るには事欠かない環境にある昨今
人はなぜわざわざ映画館に足を運ぶのでしょうか
僕なんかも
映画館に行くのは結構、億劫だったりしますが
できるかぎりDVDとかで観るより
劇場で観たいと思っています
なぜなら
一言で申し上げて
巨大な画面や圧倒的なサウンド
ただそれだけで
感動する度合いが
そりゃもう全然違うからです
映画館に行く目的
それは感動を体験することなのです
映画とはつまるところ体験です
人は映画を通して様々な体験をすることができるのです
映画館は家のTVよりもスケールが大きい分
より五感が刺激され
感動する可能性が高いのです
まあいい映画はDVDとかでももちろんいいのですが
一流の映画なんか
映画館で観たら格別です
そりゃもう感動100倍ってやつです
ふと
何年か前に読んだ
作家の藤原新也氏の記事を思い出しました
いわく
ネット社会が臨界に達した時
ゆり戻しとして“ライブ感”…
“身体性”が復活する
…云々かんぬん、と
ライブ感…
さきに挙げました映画館では
近年、映画の上映だけでなく
様々な上映イベントを企画開催しています
例えば
コンサートの入場券を取得できなかった人たちへの
取りこぼし策として
コンサートの模様をライブ上映したり
お笑い芸人のライブ上映や
プロレスの3D上映など
多岐にわたっています
いやあ
映画館も
直接わざわざ足を運ばせるための
動機づけ
魅力作りに
ホント必死ですね
まあしかし
コンサートライブなど
生の興奮
臨場感に対するニーズは
どんなにネットが発達し
いながらにしてあらゆる情報が入手できるようになっても
なくならないとは思いますね
ひるがえって
わがパチンコホールは
果たしてどうでしょうか
ゆくゆくは
もしかしたら
ネットによるパチンコやパチスロ
なんてのも出てこないとも限りません…
そんなときパチンコホールはどうなるのでしょうか…
まあちょっと先に行きすぎた話ではありますが
いずれにしまして
私たちパチンコホールは
ただ近いという理由だけではない…
そこに行かなければ味わえない
感動体験
そこにしかない
何かを
どうやって生み出すのか
どういう形でお客様に提供できるのか
エンターテインメントの一翼を担う身として
あれこれと頭を悩ませ続けなければならないと思います…
震災とそれに続く数々の災害に見舞われた今年は
まさに
パチンコホールの今後のあり方を見直すべき
いい機会のときなのかもしれませんね…
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