違うこと、同じこと
ご存じ
コヴィー博士の世界的名著
『7つの習慣』
↓↓↓
本文の中の
第六の習慣
「相乗効果を発揮する」
の中に
「二人の人が同じ意見を持っているとすれば、そのうちのひとりは余分である」
とあります
さらに
「相乗効果とは簡単に言ってしまえは、全体の合計が各部分の和よりも大きくなるということ」
そしてそのためのポイントは
「相違点を尊ぶ」
ということにある、と
自分と違う意見を重要視する姿勢
う〜ん
わかっちゃいるけど
これはホント難しいこと
自分の意見が反対されたり
違う意見を言われると
どうしても反発したくなる自分がいますよね
でも違いをよしとするスタンスでいかないと
飛躍的な発想
いわばイノベーションは生まれない
つくづく
自分の度量を大きくするトレーニングを
日頃よりやっていかないといけませんね
そのためには
自分の殻に閉じこもらない
いろんな人の中に揉まれることが
ことのほか大切になってくるのかなと
個人的に思うところです
が
ふと
話転じて
今度は全く別の観点から
ちょっと真逆な例を…
日常の中で
僕なんかよくあることですが
初めての
“見たい、味わいたい、経験したい”
…を欲するあまり
う〜ん
つい同じものに手を出してしまう
同じ体験をし続けてしまう
…この逆説
例えば
スマホで風景を撮っている時
いまだかつて見たことのない
新しいショットを撮ろうと意気込んでみても
結果はなぜかいつも
同じようなアングルの写真ばかりになってしまう
ハハハ
好みとか傾向ってあるものですよね
でもそうした中で
たま〜に
自分でも思ってもみなかったような
いい写真が撮れる時がある
それはつくづく
同じ風景やショットを
何枚も何枚も積み重ねた末に
あるとき
自分の中に
生まれ出てくる
新たな視点
突出したもの
なんですよね
これは長い年月を経て
同じことを地道にコツコツと
積み重ねた末の産物に違いなく
そう考えると
相違点ばかりが答えじゃないかなと
あらためて思う次第です
おまけ
上述の話と繋がるかどうかわかりませんが
ただいま
上野の東京国立博物館にて開催中です
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空海が開宗して
およそ1200年近くが経つ
真言宗の総本山である
東寺に伝わる密教の至宝
日本の仏教美術の粋を極めたとされる
造形物の数々が展示されています
中でも今回
仏像の立体曼荼羅15点が出品
↓↓↓
つくづく
一体一体が
似て非なる強烈な個性
存在感を放っています
いやあ
これは必見ですね
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