映画『ガール・ウィズ・ニードル』

2024年製作
デンマーク・ポーランド・スウェーデン合作の
『ガール・ウィズ・ニードル』
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公式サイトは→こちら
いやあ
ここ近年
北欧の映画が勢いありますね
世界をリードしているといっても
過言ではありませんね
次から次へと
新しい才能が輩出されています
本作も世界を驚嘆させた一本です
監督・脚本は
スウェーデン系ポーランド人の俊英
マグヌス・フォン・ホーン(1983-)
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う〜ん
観る者を深い闇の底へと誘う
ゴシック・ミステリーの傑作です
以下、サイトよりストーリーを転載
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第一次世界大戦後のコペンハーゲン。
お針子として働くカロリーネは、アパートの家賃が支払えずに困窮していた。
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やがて勤め先の工場長と恋に落ちるも、身分違いの関係は実らず、彼女は捨てられた挙句に失業してしまう。
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すでに妊娠していた彼女は、もぐりの養子縁組斡旋所を経営し、望まれない子どもたちの里親探しを支援する女性ダウマと出会う。
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他に頼れる場所がないカロリーネは乳母の役割を引き受け、二人の間には強い絆が生まれていくが、やがて彼女は知らず知らずのうちに入り込んでしまった悪夢のような真実に直面することになる。
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…と
本作は
1913年から1920年にかけて
デンマークで実際に起きた
嬰児連続殺人事件を元にしています
つくづく
第一次世界大戦後のデンマークにおける
貧困の現実
戦争の爪痕
ここでは生き抜くことが全て
人々の中に垣間見る
無知
猜疑心
良心の欠如…
何より映画は
カロリーネの
苦悩
焦燥感
必死の形相を
透徹した視線で映し出します
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生活に困窮し
男に裏切られ
絶望の淵をあえぐ彼女が
しばしば見せる
孤独な内面と
暴発する
剥き出しの感情…
う〜ん
片時も目が離せません
戦争で顔を激しく損傷し
無惨な姿になって帰ってきた夫の異様
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見世物小屋の演目で
醜悪な姿を晒して生きる現実…
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陰影に富んだモノクロフィルムが醸し出す
先行きの読めない濃密な物語世界
耳障りな音響など
不安感を助長する不気味な音楽
リアルで
それでいて
おどろおどろしい
お伽話的なファンタジーも加味した
表現主義的な美術セット
そうした要素が組み合わさってできた
シュールでグロテスクな世界観
ふぅ
途中
これは
現実なのか
妄想なのか
にわかに判別できなくなったりします
しかし終盤の
異様な行為の全貌と
その理由が
にわかに判明することで
観る者は
冒頭から一貫して底流する
得体の知れない不穏の正体に気づき
戦慄を覚えることになるのです
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とまあ
よくよく
これは一方で
当時の困難な社会事情の中で
追い詰められた母親たちの苦悶の声を代弁した
残酷な現実の反映とも
捉えることができましょうか
映画はラストで
一縷の希望を示して
終わりを告げます
つくづく
カロリーネ役の
ヴィクトーリア・カーメン・ソネが
貧困や不条理に直面しながら
度重なる苦難の中で
最後まで生き抜く女性の姿を
多彩な表情や身ぶりで
生々しく体現していて出色です
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いやあ
なんという恐ろしい展開
そして美しく深遠で
しかし陰鬱な
稀に見る映像世界でしょうか
観終わっても
悪夢の渦中から
ちょっと戻ってこれない僕がいます
というわけで
『ガール・ウィズ・ニードル』
若き鬼才
マグヌス・フォン・ホーンによって創出された
衝撃の傑作
これは必見です
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