暗黙のルール

僕が以前


ある異業種交流勉強会に参加していた時に


学んだことのひとつに


「ノーム」という言葉がありました合格


ノーム(=nome)とは!?


規範という意味で


要約すると


組織(スペース)において


暗黙のうちに了解されているルールのことを指しますひらめき電球


本勉強会資料の中の例文では


「遅刻をしてはいけない」という社内規定があっても


皆が遅刻をするということが起こっていたとしたら


「遅刻をしてもいい」というのが


ノームということになります


形式上は


「遅刻はいけない」になっていても


暗黙のうちに


「遅刻してもいい」というルールが了解されてしまう


あるいは他の例で言いますと


「なんでも正直に言って下さい」と言われても


何も言えない雰囲気があったとすると


「正直に言ってはいけない」が


暗黙のうちに了解され


それがノームとなってしまう、と


う~ん


なんだか耳の痛い話ですねあせる


そしてこう続きます


ノームに影響を与える力は


「言うこと」ではなく


「やること」


「そう生きること」


「時間を守る」というノームを作りたかったら


「時間を守って下さい」と何回も言うより


あなた自身が時間を守ることチョキ


「正直に話しましょう」と


言葉で言うよりまず


あなた自身が正直にコミュニケーションをとること耳


とまあ


これはリーダーシップの根幹に関わる話ですね晴れ


先ほど挙げた


「時間を守らない」という暗黙のルール


これを否定的ノームと呼びますが


この否定的ノームを覆すには


よほどのパワーが必要となりますグー


組織の中では


人はノームによって動くからです


そしてそのノームを作り出している


一番影響力のある人は


一般的にその組織のトップですグッド!


結局のところ


トップの態度や身の振りから


全てが始まっているということ


少しくらいの遅刻ならいいやという考えを


トップが持っていると


それがやがて組織のノームになっていくのですドクロ


なのでそうしたそもそも自分が蒔いた種を


グッと断ち切ってドンッ


それを改善するということに


まわりのみんなは


少なからず懐疑の念を持って


静観しているでしょうし


人はつい楽な方を選びたがりますので


徹底して改善するというようなことは


どちらかといえばやりたがらないものです爆弾


そうした組織全体に蔓延しているネガティブな空気を


まずはたった一人で


ポジティブな空気に変わるまで


やり続ける気合と覚悟が必要となってくるのですメラメラ


う~ん


これは大変なことですよねカエル


でも


ルールを決める


ルールを徹底する


そのルールが浸透する


ということはそういうことなんでしょうねクローバー


つまりルールを作ったら


必ず守る空気を作るということアップ


これが大切ベル


そして改めて


リーダーシップとは


ノームを創作する力である虹


それも


「~ねばならない」というノームではなく


「~しよう」という肯定的ノームを創作させるという


力づけのノームの源泉となることキラキラ


これがリーダーシップなのですビックリマーク


いやあDASH!


まったく言うはやすしですが


実践するとなると…汗


う~ん


弊社なんかはまだまだ…


お恥ずかしい限りですねガーン


ふとひらめき電球


社内メールで読んだディズニーの話が想起されましたパー


例えば


「目の前にゴミがあったら


そのゴミを拾う」


というルール


またちょっと別な観点から


例えば


ディズニーの目玉の一つ


パレードは


開業当初


お客さんは立って見ていたそうですが


今じゃ座って見るというルールが定着しているとのこと


このように


ノームとなって定着するまでは


やはり長い歳月と労力、根気を要したであろうことはカメ


容易に窺われますね目


そうした


当たり前のこと


細かいことを


地道に


妥協せず


黙々とやり続けた先に


それらが積み重なって


やがて


プラスのノームが幾重にも厚く塗り固められた


強固な文化が築き上げられるのですアップ


もはや誰にも真似できない


素晴らしい風土、文化ですキラキラ


いやあDASH!


弊社も負けてられませんね注意


いつまでもあきらめず


地道にやり続けることが大切ですねかたつむり




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