『ミケランジェロ展-天才の軌跡』
先日行ってきました
ただいま
上野の国立西洋美術館で開催中の
『ミケランジェロ展-天才の軌跡』
↓↓↓
ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564)
こちらメトロポリタン美術館所蔵の肖像画です
↓↓↓
(…フルネームはじめて知った)
言わずと知れた
ダ・ヴィンチ、ラファエロと並ぶ
イタリア・ルネサンス期の三大巨匠のひとり
西洋美術史上
“最も偉大”
“神のごとき”
と称されたこの天才芸術家の
素描や彫刻30数点と
手紙などの関連作品を合わせた計60点が
今回一挙集結
いやあ
数ヶ月前のラファエロ展やダ・ヴィンチ展といい
今年はルネサンスの当たり年ですね
もうミケランジェロというだけで
何はさておいても
観とかなくては
あらためて
ミケランジェロといえば
ダビデ像などの筋骨隆々たる彫刻や
なんといっても
バチカン宮殿内の
システィーナ礼拝堂の天井画が
広く知られたところですが
今回は
これまた渋い作品が揃いましたね
主なところで…
◎《レダの頭部習作》(1530年頃)
↓↓↓
数多い素描の中でも
傑作と謳われた作品です
◎《階段の聖母》(1490年頃)
↓↓↓
なんと
ミケランジェロ弱冠15歳の頃に
制作されたという
門外不出の
大理石の浮き彫りによる傑作
◎《キリストの磔刑》(1563年頃)
↓↓↓
死の直前に制作されたという
小型の木彫作品
晩年を迎えた大芸術家の
素朴な信仰心の一端がうかがえる
貴重な作品
他にも
独創的な建築素描など見どころ満載です
そして今回
システィーナ礼拝堂を
高性能カメラで撮影した映像が
本展に合わせて特別上映
◎システィーナ礼拝堂(1536-1541年頃)の
天井画
↓↓↓
そして礼拝堂の奥に位置する
渾身の壁画
◎《最後の審判》(1537-1541年頃)
↓↓↓
この絵の中に
制作に没頭するあまり
精魂尽き果て
ボロ切れのようになった
ミケランジェロ本人の姿が
描きこまれているのを
上映された映像で知りましたね
↓↓↓
いやあ
数年前に新婚旅行でイタリアに行った際に
このシスティーナ礼拝堂に行きまして
首が痛くなるほど
天井を見上げ続け
とにかく
その圧倒的なビジュアルに
ただただ
打ちのめされた記憶がありますが
今回上映された映像を観て
当時の感動が
にわかに蘇ってきましたね
というわけで
本展は11月17日(日)まで開催です
何はともあれ必見です
ふと
数日前に見た空は
どことなく
システィーナ礼拝堂の天井画を思わせましたね
空一面をキャンパスに見立て
縦横無尽に描かれたかのごとき
この圧倒的な自然こそ
真に芸術と言えるのかもしれません
↓↓↓
この記事へのコメントはありません。