効率と遊び
仕事上
とかく
効率を上げよう
と叫ばれ
諸経費をギリギリに抑えたり
あるいは
弊社でもご存じ
AKT活動という
環境整備点検などの
いわば業務効率を高めるための取り組みに
日夜励んでいる昨今ではあります
…が
何をやるにしても
効率一本槍ではいかんなぁと
つくづく思う次第です
効率と
そのもう一方の軸である
適度な遊び
とでもいいましょうか
まあそういった部分が
効率を追求すればした分だけ
必要になってくるように思います
こう
何というのでしょうか
呼吸
リズム
…が大事なんですよね
あまりにも
贅肉をそぎ落としてしまうと
ゆとりがなくなり
どうにも窮屈で殺伐とした空気が
生じてくるように思います
グランドOPENのゴタゴタ時など
いっときはそれでもいいのでしょうが
長期的に継続して
会社組織を運営していくとなると
う~ん
いっとき詰めた分だけ
その反動がどこかでやってきて
効率といえども
結局行って来いの
チャラになっているような気がしてなりません
いやあ
適度な遊びは
決して省略してはいけないな
と痛感する次第です
また
ちょっと見方を変えて
それに類似する例を挙げますと
例えば
本を読む際に
仮に
めったやたらと
字面を追いかけて
急いで読んだとしても
そう大して読むスピードが変わるわけでなく
むしろ読む前に
じっくりと目次に目を通して
そうして読み始める方が
より深い理解につながり
結果
読み進めるスピードも増すような気がします
あるいは
文章の話が出たついでに
行間や
文章の間…
ふと
僕のこのブログなんかもそうですが
困ったときの
接続詞や感嘆詞
そもそも二行ずつ空けて書くスタイルなども
無駄といったらそれまでで
まあ
遊び以外の何ものでもありませんね
つまりは
上述したように
リズム
テンポ
…が大事で
一つ一つのスピードは
それ程速くなくても
一定のリズムを保つことができれば
よりスムーズに
進めることができるのかなと思います
他にも
この遊びは
ネガティブスペース
とも言い換えられるかなと思います
ネガティブスペースとは?
よく写真などの構図で
フレーム内における
対象物以外の余白のことを指したりしますが
対象物の情報量をあえて抑え気味にし
その対象物以外のスペースを
ゆとりを持って一定量保つ
…ということが
構図上
バランス的にも美しく見え
よりその対象物を
引き立たせることにつながる
なんて言われてもいますね
おっと
組織の話からすっかり飛躍してしまい
何の話かわからなくなってきましたが
結局大切なのは
効率と遊びの共生
…ということですね
おまけ
ネガティブスペースですね
『ダークナイト ライジング』(2012)
の秀逸なキービジュアル
↓↓↓
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