開高健『知的経験のすすめ』

日本が誇る小説家

開高健(1930-1989)の

『知的経験のすすめ』

↓↓↓

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本書は

小説家としてはもとより

世界中の秘境で釣りをし

また食通としても知られた

この行動派作家による

自由気ままなエッセイ集です

いやあ

あらためて

常識にとらわれずに

どこまでも

自分の頭で考え行動した

その自由奔放さとバイタリティが

彼の魅力です

いくつか題がつけられているのですが

例えば

「タメになることは捨てよ」

「ムダこそ自分を豊穣にする」

など

含蓄に富んだ話が綴られていて

面白いですね

また

北米アリゾナや南米アマゾン川あたりを

旅した際の心境が綴られたくだりを

以下に転載

「明けても暮れても

日光と泥にまみれて暮らしていた時は

不幸も知らず孤独もなかった。

倦怠は影すら射さなかったし

心は剥離することがなかった。

毎日うかうかソワソワと等身大で生きることができた。

心も日も

いわば原寸大のままで過ぎていってくれたのである。」

他に

「本によって新しき戦慄をあたえる

まがまがしい良書というものがあって

生きることにさらなる苦痛とわずらわしさをもたらしてくれるが

じつはその毒そのものが

一つの薬なのである

ということに思いいたるのは

ずっと後日になってからであるが

などなど

う~ん

ユニークですね

文章が生きていますね

開高健の本は

そうあまり読んでいませんが

こちらは有名ですね

↓↓↓

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アマゾンへ釣りに行った際の

写真&エッセイ集ですが

いやあ

世界は広い

好奇心溢れる開高の思いが詰まった一冊

オススメです

ところで

『世界カタコト辞典』(開高健、小田実)によれば

ヒンディー語で

アッチャとは

まあ

おや

なるほど

さて

という意味だそうで

う~ん

これは

文章に行き詰まったときに

接続詞で使えるかも

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