『エッセンシャル思考』
前回に引き続き
啓発本のご紹介です
↓↓↓
エッセンシャル思考とは
「より少なく、しかしより良く」
を追求する生き方で
本当に重要なことだけを確実に実行し
「最小の時間で成果を最大にする」
ことを目ざす考え方を指します
そのための3つのポイントが
◎「やらなくては」→「やると決める」
◎「どれも大事」→「大事なものはめったにない」
◎「全部できる」→「何でもできるが、全部はやらない」
とありまして
う〜ん
僕が思う共生的な考え方である
「どちらかではなく、どちらも」
ではなく
むしろ逆に
「どちらもでなく、どちらか」
を勧めているような…
読み始めたときは
多少の違和感を覚えなくもなかったのですが
よくよく
読み進めていくうちに
確かにその通りだなと
納得することしきりでしたね
まあ
なんだかんだ
リソース(=資源)は有限であるということ
その中で
いかに成果を上げることができるか
つまりは
一方の利益が他方の損失になる
(=合計するとゼロになる)
ゼロサムゲームの中で
・本当に重要なことを見定める
・大事なこと以外は断る
・あらかじめ障害を取り除いておく
…ことがいかに重要であるか
よくよく
これは
『人生がときめく片づけの魔法』と共通する
ミニマルな思考
いわば
心のダンシャリを推奨する考え方
と言えましょうか
ということで
目次がとても明快なので
以下、気になった言葉を交えて転載
↓↓↓
PART1 エッセンシャル思考とは何か
第1章 エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
下記の絵をご参照
↓↓↓
こちらの表もご参照
↓↓↓
第2章 選択ー選ぶ力を取り戻す
・「選ぶ」ことを選ぶ
第3章 ノイズー大多数のものは無価値である
第4章 トレードオフー何かを選ぶことは、何かを捨てること
PART2 見極める技術
第5章 孤独ー考えるためのスペースをつくる
・集中するためには、集中せざるを得ない状況に自分を置くしかない
第6章 洞察ー情報の本質をつかみとる
第7章 遊びー内なる子供の声を聴く
・遊びは本質を探求するのに役立つだけでなく、それ自体がどこまでも本質的である
第8章 睡眠ー1時間の眠りが数時間分の成果を生む
第9章 選択ーもっとも厳しい基準で決める
・90点ルールを取り入れる
・絶対にイエスだと言いきれないなら、これはすなわちノーである
・「これしかない」と思えることを選ぶ
PART3 捨てる技術
第10章 目標ー最終形を明確にする
・本質を見据えて生きる
第11章 拒否ー断固として上手に断る
・上手に「ノー」と言う技術を身につける
(個人的にはこれが一番難しい…)
第12章 キャンセルー過去の損失を切り捨てる
第13章 編集ー余剰を削り、本質を取り出す
第14章 線引きー境界を決めると自由になれる
PART4 しくみ化の技術
第15章 バッファー最悪の事態を想定する
第16章 削減ー仕事を減らし、成果を増やす
・成果を生まない努力をやめる
第17章 前進ー小さな一歩を積み重ねる
第18章 習慣ー本質的な行動を無意識化する
・正しい習慣がクリエイティビティを生む
第19章 集中ー「今、何が重要か」を考える
・ 過去や未来にとらわれない
第20章 未来ーエッセンシャル思考を生きる
最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ
…
ふと
特には
今のコロナ禍の中で
リモートワークが
どんどん普及していっている現状
よっぽど
どうしても直接会わなければならない仕事
以外は
自ずとリモートで済ますような傾向になってきているように
人はどんどん
無駄に接触をしなくなってきている
つまり
よりシンプルに
より本質的になってきているということ
というわけで
エッセンシャル思考を身につけることで
忙しなく混沌とした現代社会を生きるための
ある一つの視点、ヒント
そして大切な原点を
今一度気づかされたように思います
何はともあれ
オススメです
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