幸せのポスター
以前このブログでも取り上げた
↓↓↓
映画『マイマイ新子と千年の魔法』
というアニメ
不遇な末路を迎えるはずだったこの作品をすくい上げ
ネットによる上映存続の署名嘆願活動を
たった一人で行った人がいます
廣田恵介氏
というフリーライターです
この廣田氏の
ささやかな民間レベルの活動が
やがて思わぬ波紋を呼び
ネット上で口コミが拡がり
全国各地で
自主上映が相次ぐ結果をもたらしたのです
こんなケースはホント稀で
これは何より
作品に力があることが大前提であるのは言うに及ばずですが
それと同じくらい大切なこと…
つまり作品を
世に“伝える”ということに大きく寄与した人たちに
負うところ大なのであります
当たり前のことですが
いくらいい作品を作っても
それが世の人々に知られなかったら
何にもなりません
今回の爆発的な口コミをもたらした背景には
廣田氏や数名の賛同者による戦略的な仕掛け
より具体的な販促ツールや宣伝活動が
とても効果的に伝わった結果ではないかと思われます
詳細は省きますが
映画の劇中のアイテムを模した販促物や
実演イベントなど細部多岐にわたり
それはもう大変な凝りよう
驚くべきは
それらチラシを初めとする宣材の数々を
その映画の関係者でもなんでもない民間の
まあいわばファンである人たちの
自腹で作成されていたということです
事情はよくわかりませんが
映画の当製作者たちもなかなか資金提供が難しかったようで
一見
何のためにそこまでやるの
彼らに一体何の得があるのか
と疑問の声が上がるのも不思議じゃない話です
ただ
それに答えるのは野暮というもの
どこまでも純粋に映画に感動し
もっと世に知ってもらいたい
そのために自分にできることを精一杯やる…
これ以上どんな答えが必要でしょうか
そして前置きが長くなりましたが
この映画の一部上映会で
上述の宣材
…様々な販促物を一手に担った人が
僕の親しい友人である
前岡和之氏
です
以前この本ブログでも書きましたが
彼は天才的なグラフィック・デザイナーであり
マーケッターです
まあ廣田さんといい
前岡さんといい
お二人ともネット上ではちょっとした有名人で
凄まじい影響力を誇っています
その友人前岡さんを
なんらかの形でサポートできればということで
今回弊社の販促支援課にあるキャノンの業務用プリンターを使って
↓↓↓
前岡さんのデザインした巨大ポスターを
プリントアウトさせていただきました
改めて記したいのですが
今回僕の
全く私的な
業務とは何の関係もない依頼を
販促支援課にしてしまいました
日々忙しく過ごしている支援課スタッフの皆さん
心よく引き受けてくれて本当にありがとう
まあ社長の頼みだから断れないというのが本音でしょうけど
ホントうれしかったです
でも僕としては上述のような映画の経緯ということで
公私混同はなはだしいのを承知の上で
なんか力になってあげたかった
ということが本心です
前岡さんには本当に感謝され
皆さんの誠実な対応ぶりに心から感激していた様子です
そのことを改めて記したいと思います
最後にこの
うちでプリントアウトした映画のポスターが
各地の上映会を転々としてフル活用されているそうです
下記
廣田氏のブログをご参照下さい
↓↓↓
5月17日付のブログ:タイトル『帰り道』です。
6月に入ってからも引き続き活用中とのこと
どうやら幸福のポスターのようですね
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