不況は言い訳
不況だデフレだと言われて久しい今日この頃
2冊の本を読んでハッとさせられました…
- 「買いたい!」のスイッチを押す方法 消費者の心と行動を読み解く (角川oneテーマ21)/小阪 裕司
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- お客さまの「特別」になる方法 「リレーションシップ・キャピタル」の時代 (角川oneテーマ21)/小阪 裕司
- ¥760
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著者の小阪裕司氏は
お客様が“買いたい”と思う心理を
「感性」と「行動」という点に着目して
細密に分析している人です
業種を問わず
人々の様々な購買動機を研究して得られた答えは
とても参考になります
さわりの部分を挙げますと
人が「買う」という行為にいたるまでには2つのハードルがある、と
1つ目が「買いたい」か「買いたくない」か
2つ目が「買えるか」か「買えないか」
この2つのハードルをクリアするための動機付けを
「感性」と「行動」面からアプローチしていくというのです
なるほど~
納得です
この本に書いてある事例は不況下にあってもすごい結果を出しています
これを読むと不況は関係ないんだなぁ~
と目を見張らされます
つい言い訳にしている自分が恥ずかしくなります
そしてそれらが進んだ形として
企業やお店がお客様にとって「特別」な存在になることが
とても重要だとして
本書では「特別」な存在になる=ブランドを構築する
ための方法やアプローチを多く取り上げています
一言でいうとお客様との「絆」作り
この“わかっちゃいるけどできてない”ことを
様々な示唆とともに提示しています
企業の利益とお客様満足の追求という
一見、相反する二項を
“利他”という精神をみんなで共有することによって
実現していくメカニズムが書かれているのです
う~ん
ここに書かれていることはまさに
“共生”の具現化だな、と
いやあ勉強になりました
実際に弊社でも取り組んでいきたいと思います
つくづく
不況を言い訳にしてはいけませんね
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