函館の『パチンコ富士』


オープンして30年以上が経過
現在、その30年前と変わらぬ面影を漂わせながら
機械に依存しない独自のホール営業を展開し
驚くべき高稼働を成し遂げている
伝説のパチンコホールです
う~ん
建物の中も外もとにかく古い
そして新台入替はほとんど行っておらず
古い機種ばかり…
それなのになんで朝からこんなにお客様がいっぱいいるんだろう
↓↓↓
扱っている一般景品は9割が地元の名産品
↓↓↓
う~ん
すごいです
なんだか僕が小さい頃に住んでいた
栃木県足利のパチンコホールを思い出しちゃいました
強烈な懐かしさに襲われましたね…
やはりここ函館も
大手や地元チェーンによる大型店がひしめく激戦区であり
そうした状況の真っただ中にあっての
この『富士』の佇まいは
それはもう奇異に映りましたね
でもよくよく考えてみますと
昔のパチンコホールってどこもこんな感じだったんですよね
それがいつのまにか
時代の移り変わりとともに
どんどん華美、過剰になり
経済のど真ん中を歩くようになっていきます
ホールは機械をせっせと購入し
お客様にとってはますますお金のかかる遊びとなっていきます
そうした現在のパチンコホールの流れに抗うように
昔の風情をたたえながら
機械によらないお客様との直接のふれあいを通して
地元にしっかりと根づいた営業を貫いているこのパチンコ富士さんを見ていると
単に機械を導入するということ自体がいいとか悪いとかではなくて
つい忘れがちになっている商売の本来の姿を気づかせてくれますね
実は今回の同友会で講演をしてもらった経営者の一人が
このパチンコ富士の恩田副社長です
副社長からこの日
富士が直面した課題
それを克服していった過程
今のような地域密着のスタイルが確立していった経緯
富士が大切にしている価値観
理念などなど
様々なお話を直接聴くことができました
恩田副社長は温和な風貌ながらも
話し出すと止まらない熱いマシンガントークで
聴いているこっちは圧倒されずにはいられませんでしたね
とにかく物事を考え抜いていて
富士の営業に対する揺るがない確信
その思いの強さをまざまざと感じることができました
そのあとの懇親の場で
副社長に自分の感想を直接伝えたら
「朽ち果てるまで富士を営業し続けるつもりです」
と、はにかみながら語る姿がとても印象的でした
僕も自店のホールにどれだけ反映させられるか
すぐには答えは出ませんが
でも大型店、大手ホールだけが
パチンコホールの生き残る姿、答えではないこと
むしろダーウィンの言葉ではありませんが
環境に適応し続けることで
いかようにもやっていけるんだということを
富士さんを見てあらためて実感できて
僕にとって大きな自信につながったことは確かですね
やりようはある
『パチンコ富士』にむしろホールの未来を見た気がしました
iPhoneからの投稿
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