自然と不自然

ふと

迷想中の話ですが

元からそこに存在していたかのように

ピタリとフィット

きわめて自然で必然的

普遍的ですらある

流れにも沿っている

つまりは

無理やり感

なんとか食い込む感

がない状態

って

つくづく

その場しのぎ

付け焼き刃

水際対策

う〜ん

とても

お世辞にも

正しいとはいえない施策

後手後手な対応

もう少し中長期の視点

戦略性を持って

今を生きないといけないなぁ

というわけで

一枚の絵を参照

ポール・ゴーギャン

《説教のあとの幻影》(1888)

↓↓↓

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ご存じ

後期印象派を代表する画家ゴーギャンが

ブルターニュ地方の

ポン=タヴェンで描いたもので

かの総合主義を確立させた作品として

知られています

ケルトの民族衣装を着た女性たちが

神父の説教を聞いて

いわば幻影を見ている図

闘っているのは

旧約聖書の中の天使とヤコブで

真ん中の樹を挟んで

女性たちがいる現実の世界と

天使とヤコブがいる幻影の世界を

象徴的に描いています

う〜ん

なんとも奇妙な絵です

現実と幻影

祈りと闘い

遠近感のある構図にもかかわらず

単純な輪郭線で描かれた人物たちが

折り重なるように配された

平面的な構成です

なんというか

この不自然なようでいて

絶妙なバランスで収まった構図

赤みがかった落ち着いた色彩も手伝って

いつまでも脳裏にこびりついて離れない

不思議なインパクトを観る者にもたらします

こうしてみると

なんとも自然な絵だなぁと実感しますね

というわけで

いやあ

あらためて

共生ですね

いま一度

自分自身

再認識しなければいけないなぁ

つくづく

独り言です

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