月と雲の時代

先月掲載された

読売新聞の「地球を読む」より

大阪大学の猪木武徳名誉教授による

『コロナと統治』

と題された記事の一部を

以下に転載

↓↓↓

自然科学の分野には「月と雲の時代」というたとえがあると聞いたことがある。

月は解析できるものであり、現在の位置と運動法則を把握すれば動きのすべてが予測できる。

ところが雲はそうではない。

意外性に満ちており、23時間後の姿さえ予想するのが難しい。

この二つのタイプの対象の研究が、ある程度の調和を保ちつつ共存するのが「月と雲の時代」なのだと教えられた。

我々が身を置く現実の世界は、まさに雲のような不確かさがある。

ウイルスの正体が正確に把握できているわけではない。

感染症がどのように広がるのかを正確に予測するのは至難の業であることも推測がつく。

そこで、雲の形や動きがどうなるのかを予想する時と同じように、大胆な仮定を置いて、科学的な手続きに沿った推論を行う。

知的探求としては不可欠の作業であろう。

なるほど

月と

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雲か

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本稿はそこから

医学研究や様々な知見、医療体制が

社会生活と国家のガバナンス(統治)にとって

いかに重要かという問題だったり

地域住民の健康と衛生を支える

保健所のあるべき姿だったり

今回のコロナが政府の役割を見直す機会となり

学ぶべき具体的な事例として

ドイツの対応策を挙げていたりと

様々な示唆に富んだ論を展開されていました

というわけで

つくづく

確かなものと不確かなものが

混在する今の世の中に

いたずらに惑わされることなく

どの選択がベターなのか

とにかく推論と実証を繰り返していくことが

大事ですかね

まあ

悠長なことを

言ってられない状況下での話ですが

どんな事態にあっても

希望を失わず

何しろ前進あるのみですね

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