ダイナム上場に思うこと

業界の悲願でもあった

ホール企業の上場を

先日

香港で成し遂げた

ホール大手ダイナムですが

↓↓↓

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ダイナムさんは

今回の上場の目的として

資金調達という側面よりも

まず真っ先に

パチンコ業界の社会的な地位向上を

挙げています

現実問題

それによって

出店が更に加速することは明らかで

またあるいは

家業的ホールを

買収し傘下に収めていくということが

大いに予想されるわけでして

う~ん

業界の社会的な地位向上とは

すなわち

ホールがどんどん淘汰されることと

表裏一体をなすのかなと

推察できます

う~ん

全国のホール軒数は

休業店舗などを含めると

およそ12,000軒弱とされていますが

業界の未来

また健全化

という観点に立ちますと

現在のこのホール軒数は

明らかに多い

この数は行政の方では

どうにも管理しきれんと

それでも20年前あたりと比べて

どんどん減ってはいるものの

全店がしっかりと遵法営業を行っているのか

監督指導するには

まだまだ過剰な数ではないか

いくら行政がそのように思っていたとしても

なんとか各ホールが踏ん張り

廃業に至らぬよう奮闘努力し続けている結果

現状

まだその過剰な数のホールが

存在しているわけですが

ただ

それは果たして

ひとえに

ホールの努力の賜物なのかと言いますと

もちろんその部分が大きいのは確かでしょうが

一概にそうとも言えないような気も

しないではない

まず前提として

この業界は

異業種からの参入障壁が高いことが

挙げられるのかなと思います

その要因はいろいろでしょうが

主なところでは

ホールを出店する際の

投資金額が莫大で

にもかかわらず

それに見合った回収予測が見込みづらいこと

あるいはまた

前述の話ではないですが

風営法による業種ということで

社会的な地位が低い云々による

体面上の問題など

まあ

ホール業界は

今だ既得権益に守られた部分の多い

業界であることは確かかな、と

そして既得権益に守られている部分が

大きければ大きいほど

それは外部から見ると

どうにもグレーに見えてしまう

すなわち

ホールの健全化の妨げになる、と

パチンコ業界が今後も存続し

未来へと受け継がれていくためには

どんどん外に開かれなくてはならない

オープンに情報を開示していかなくてはならない

なぜなら

ただいま

ホールの総売上、パチンコ人口、ホールの軒数が

年々減少し

(パチンコ、スロットの設置台数だけは微減にとどまっていますが…)

また今後も減り続けるであろう

そんな成熟期にいる市場ゆえ

なおさら今後

業界を存続させていくためには

健全化を推し進め

オープンにしていかなければならないのです

ちょっと表現が適切ではないかもしれませんが

とどのつまり

現在のホール業界は

いわば

ガラパゴス化して久しい

ということ

ホールを運営している僕ら

この業界にどっぷり浸かっている身としては

現在のホールを取り巻く環境はとても厳しく

ユーザー離れや広告規制

はたまた消費税の問題など

経営課題が山積していて

正直、運営が非常に難しいと感じています

しかし

他の業種

例えば流通や家電などから見ると

わが業界は

もしかしたら

まだはるかにぬるいのかもしれません

ガラパゴス化に気づいていないのは

僕らなのかもしれないのです

そう

実は僕ら中小零細ホールこそが

ガラパゴス化をもたらしている

最たる存在なのかもしれないのです

もちろん断言はできませんが

その可能性を秘めているということです

僕らはまず

そこを自覚すべきではないのでしょうか

もしかしたら

業界の未来のためには

僕らが舞台から退場しなければならない

のかどうか

って

よくよく

それを決めるのは僕らではありません

それは市場が決めます

お客様がその判定を下すのです

まあ僕らは

撤退しなければならない存在にだけは

どうにかならないよう

努力あるのみですがね

いずれにしましても

ホールの上場は

外への開放につながる話です

それは競争が

ますます激化するということですし

それだけ

社会の目が増すということ

その目にかなう

耐えられるだけの存在に

僕らがなっていなければ

生き残ってはいけません

そしてそれは

大なり小なり

ホール運営における

既存の価値観の転換を

余儀なくされるということ

また

家業的なホールが

今後ますます通用しなくなる可能性も高い

ダーウィンの言葉ではありませんが

どんどん失われるであろう

ホールの独自性

(詳細は省きますが…)

にいつまでも固執することなく

日々目まぐるしく変化する環境に

すばやく適応し続ける

そんな体質改善

運営のあり方を

なんとか模索していきたいと思う次第です

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  1. (株)第二営業部

    ある意味パチンコの商圏は狭いので、その中で存在承認されることが生存への許可だと思います。すべてが同じ価値提供である必要はなく、独自性(差異)を求める方も多数いらっしゃるはずです。大手資本がその大部分を占有したてしても、必ずそれを良しとしないニッチが生まれます。それが現実ではないでしょうか。

  2. チョー!

    >(株)第二営業部さん
    コメントありがとうございます(^O^)/。つい資本力、パワーゲームという一つの価値観のみって考えちゃうんですよね…。悲観し過ぎもいけませんね。。勉強になりました!