日高屋のユニークな戦略
なんだか最近
駅の繁華街などで
やたらと
日高屋を目にすることが
多くなった気がします
↓↓↓
大宮駅界隈だけでも
一体何軒あるのか
ホント多すぎて
わからないくらいです
と
日高屋さんは
大手外食チェーンが不振にあえぐ中で
ここんところ
ずっと業績を伸ばしていて
その戦略もちょっと独特なようです
以下に
ユニークな戦略をご紹介
日高屋の主な特徴と好調の要因は
駅前繁華街への出店と
サラリーマンの”チョイ飲み”需要にうまく応えているという点
う~ん
僕は正直2、3回しか入ったことがないので
全然ピンときませんが
なんでも日高屋は
例えば
生ビールに餃子、ラーメンでも
トータル1000円未満という値段なので
この安さと気軽さが
サラリーマンのニーズに
マッチしているんだそうです
出色は
アルコール売上で
全体の15%と
ラーメン店の中でも異例の高さを誇ること
つまり日高屋の業態は
居酒屋とファストフードの中間的なポジションを確保しているとのことです
また日高屋は
主力メニューのラーメンで
あえて“こだわりの味”を追求しないという点もユニークな特徴です
客の60%がおいしいと思ってくれればそれでよしとしていて
“行列のできるラーメン店”のような
“そこにしかない味”は
通が求める味であって
不特定多数の客が繰り返し食べに来てくれる味ではない
というのが理由だそうです
さらには
出店戦略がこれまたユニーク
まずは
“小判鮫出店”戦略
日高屋は吉野家、マクドナルド、庄やなどの
大手外食チェーン店の近くを
わざわざ選んで出店
これら大手チェーン店の固定客が
いくらファンでも
毎日牛丼やハンバーガーを食べる人は珍しいので
大手の近くに出すことで
「ハンバーガー、牛丼、あしたは日高屋」(日高屋のテレビCM)
の行動パターンを確立
また大手チェーン店は
駅の乗降客数、人の流れ、客層、家賃相場など
綿密な立地条件を調査した結果に基づき出店してくるので
日高屋はそれに乗っかる形で
自社で経費をかけずとも
採算の取れる立地を見つけられる、と
そしてもう一つは
競合による集客
同業他社が集積し激しい競争を繰り広げるエリア内でこそ
地域が活性化し
それが魅力となって他のエリアからも客がたくさん集まってくる…
というわけで
いやあ
日高屋さんから
僕らホールが学ぶべきヒントは
たくさんあるように思いますね
先入観にとらわれない
自由な発想が
今まさに
僕らにも求められているなぁと
強く実感する次第です
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