成長から成熟へ
最近どうも
悩み多い年頃
って
違うか
う〜ん
何かと思うところが多い今日この頃でして
いまだ瞑想中です…
ということで
例のごとく
最近読んだ読売新聞の中から
気になった記事を抜粋
京大こころの未来研究センター教授の広井良典氏が語った
【持続可能な社会に移れるか】(8/9掲載)
より
少し長文になりますが
以下、いくつかの箇所を転載
↓↓↓
…
昭和は「集団で1本の道を登る時代」…
平成は「先送りの時代」…
令和はどうか。持続可能で豊かな成熟社会に移れるかどうかの分岐点が今です。「24時間頑張れ」と言われて競って山を登り、山頂に立ったら視界は360度開け、道は無数にあることがわかった。
今後は各人が多様な形で個性や創造性を発揮する時代といえます。
ここでお断りしておきたいのは、私は拡大・成長を否定しているわけではないということです。ただ、ひたすら量的拡大を目指し、成長を目的化するような経済のあり方には疑問を感じます。
経済成長さえすれば財政赤字があっても大丈夫、との声も聞きますが、人口が減り、地球資源の有限性が顕在化する中で、ノルマ主義的な拡大路線は各人の首を締めるだけです。競争で無理をした企業は倒産や不祥事を起こし、働いている人は過労死やうつ病を患う。仕事と子育ての両立もままならない。結果的に少子化が進み、人口が減り、成長に必要な需要が縮小して、経済的にも悪影響が出る。
…
拡大・成長から成熟・定常へと言うと、何か進歩の止まった退屈な社会と思われがちですが、そうではないということです。
人類の歴史を見ると、過去3回、この移行のサイクルが起きており、移行期には大きな精神や文化の革新が起きています。
1回目は、狩猟採集が始まり、生産の拡大が起きて、それが落ち着いた約5万年前頃。…
2回目は、紀元前5世紀頃で「枢軸時代」「精神革命」と呼ばれます。農耕文明が発展しましたが、やがて森林枯渇や領土争いが起き、普遍的な思想や宗教が生まれました。仏教、儒教、老荘思想、ギリシャ哲学、ユダヤ思想などです。…
3回目が今。工業化、産業化で拡大・成長が進んだものの地球環境の有限性にぶつかり、新たな転換が求められています。
…
コロナ禍が起こり、都市集中型社会の脆弱性が浮き彫りになりました。都市は「3密」になりやすい構造を持っているからです。
…地方分散型への転換はコロナ後の世界の姿を表しているといえるでしょう。
最近、若い世代のローカル志向が強まっているのを感じます。学生と話していても農業や環境、祭りへの関心が高い。仕事も私生活も大事にしたいと考える若者が地方に目を向けるのは、日本の未来にとって大きな希望といえます。
…今度こそ、令和が始まった今こそ、成熟社会の実現に向けたデザインを描かなければと思います。
…
と
おや
すごい発色
道端を歩いていて
ふいに目に飛び込んできました
↓↓↓
いやあ
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