理念制定の経緯
『共生』の理念を
社内で掲げたのは
今から約5年前
前回のブログにも書きましたが
自店のリニューアルを
順次行っているさなか
今の岩槻本店のリニューアルを
実施したあたりです
実は“共生”という言葉は
それよりももっと前に
明文化こそしていませんでしたが
なんとなくありました
今から何年前でしたっけ⁈
はっきりと覚えてはいませんが
僕が入社して
そんなに経っていなかったと思います
社内でいろいろと
これからのことを論議する機会があって
その時に数名のメンバーたちで
理念について論じ合ったことがありました
実は“共生”という文言は
僕が言い出した言葉ではありません
うちのU専務です
U専務は先代からの名番頭として
弊社でかれこれ
30年くらいの社歴を誇ります
先代から僕の代に移る際にも
考え方を僕に合わせてくれて
今は後進の育成などを中心に活躍中です
まあはっきり言って
僕よりも
うちの会社のことを
よく知っているのではないでしょうか
悔しいけれど事実です
先代のときから
僕の代に移るまでの一連のことを
番頭の立場で
客観的に見てきたわけですから
まずその目は間違っていませんね
理念というのは
新しい価値を創り出す
といったニュアンスよりも
むしろ
埋れている
眠っている
しかし確かにそこにある…
会社の文化、風土、価値観を
発見する
掘り起こす作業に近いのかなと思います
専務がなんとなく
ずっと見てきたなかで
感じていたイメージ
うちの会社を端的に表した言葉こそが
“共生”だったのです
ただ正直
僕はそのときこの言葉に
ピンとはきませんでした
それはそうです
僕はまだ入社して
何年しか経っておらず
そのときは正直
お店も良くなかったですし
会社のことを
冷静に見る目も持ち合わせていなければ
ましてや理念というものの
意味や重要性をわかるはずもありません
その当時
U専務が言った
“共生”という言葉の意味を
僕が漠然としかとらえられず
しかしなんとなく
言葉として頭に残っている状態のまま
数年が過ぎました
その間いろいろなことがありました
そしてリニューアルと共に
戦いが始まりました
そんな中で
自分なりに“共生”というイメージが
徐々にリアリティーを持ちはじめていきました
いろいろな本を読んだり
社内で見い出したり
数名で話し合ったりして
そうしてやがて
自分の中で腑に落ちるようになり
“共生”を
自分のものにする
確かな感触を得るに至りました
というわけで
『共生』
の理念を制定し掲示しはじめました
内容に関してはまたの機会に…
そして
掲示は誰でもできます
問題は理解、浸透、実践…
です
道のりは遠いですね…
緑豊かな葉を見つめながら
↓↓↓
つくづく
実感…
↓↓↓
この記事へのコメントはありません。