プロセス重視思考
弊社の理念『共生』
に基づく考え方を少々…
よくビジネス本などにも
書かれていることですが
“本当に必要だと思われること
結果に結びつくことに注力する”
あるいは
“やるべきことを取捨選択して
優先順位を設けて
効率的に取り組む”
といったようなことが
一般的なセオリーとして
書かれていることと思います
もちろん弊社の社員たちも
日々煩雑な業務を前にして
そういった思考パターンを
推し進めてはいますが
一方で
それとある意味
正反対な考え方も
持ち合わせたりしています
こと“共生”という観点に立った場合は
そこのニュアンスがちょっと変わります
では
上記のような思考、心がけと
真逆な発想とは⁈
それは
“本当に必要かどうかなんて考えない”
“やることに優先順位は設けない”
“やりたいこと
やるべきことが
果たして結果に結びつくかどうかを問わずに
とにかく目の前にあることを
がむしゃらにやる”
“物事の大小に関わりなく
コツコツとやる”
“一見無駄だと思われること
非合理なこと
ゴールに直結しないこと
自社の業種に関係ないこと
業績に結びつかないことも
あえてやる”
ということになります
まあこれは当然
遊びや無駄が多くなりますね…
さて
ここで大切なポイントは
そうした目の前にある
あらゆる出来事の中に
“意義”や“必要性”
もっと言えば
“業績に結びつく学びやヒントのようなもの”
をなんとか見出そうとする
その“粘り”といいますか
“発想の柔軟さ”
“感性”
“想像力”
のようなものが養われるという点です
つまり極論を言えば
何でもいいわけです
どんなことでも学びに変えてしまう
どんなくだらないこと
仕事と関係のないことの中にも
そこから大いなる気づきを得られれば
しめたもの
それはどんな勉強よりも
大きな意味を持つことになるのです
なので好き嫌いに糸目をつけず
どんな経験でもいい
そこからいかに
自分だけの密かな“発見”をするか
“共生”という観点に立てば
そういう発想が大切ということになるのです
そして
それは突き詰めて考えれば
“結果よりもプロセス重視”
といった思考になるわけです
“とにかく結果を求める”
“結果さえよければいい”
というより
“結果にはそれ相応のプロセスありき”
というもの
“たまたま”とかではなく
しっかりと中身が伴うこと
中身が伴わない結果はよしとしない
そうした“たなぼた”で得た結果は
結局のところ
単発で終わってしまう
大切なのは
“持続性”
つまりは
“成長”
というキーワードです
成長し続けるあり方
それには
プロセスを充実させることが
肝になってきます
“プロセスが充実すれば
おのずと結果はついてくる”
またプロセスがしっかりと伴っていれば
たとえその時は結果が伴わなくても
それはそれで
“学び”や“教訓”となり
“明日への大きな結果”
につながるはずなのです
つまり
“失敗をよしとする”
“失敗を次なる成功へのステップとする”
ということ
これが“共生”的な考え方なのです
まあこれは
たぶんに教育的な意味合いが強いですね
“結果そのものよりも
結果を生み出す頭、能力、実力を培う”
ということなのです
ただこうした発想は
生ぬるいとか
甘いとか
よく言われがちです
結果に対する強いコミットメントを持ち
それを達成し続けることこそが
真の成長につながる
という見方も一般的にあります
それはもちろん正しいと思います
…が
しかし
上述したような“共生”的なあり方が
果たして本当に生ぬるいのかといいますと
決してそんなことはありません
この発想は
実はより深い意味での
“結果思考”につながるのです
なぜか?
プロセス重視ばかりで
結果がいっこうに伴わないと
当たり前ですが
会社は存続できないからです
結果が伴ってはじめて
会社は維持できるのであって
それは言わずもがなってやつなのです
つまり“結果よりもプロセス重視”という発想は
正確には
“結果+プロセス”ということを
暗黙の裡に意味することになるのです
ということは
早い話が
プロセスというのが余分にくっついてるだけ
結果思考よりもしんどいのです
“どんな手段を使ってもいいから勝てばいい”
よりも
“勝つのは当たり前
問題はどういう方法で勝つか
勝ち方にとことんまでこだわり抜く”
こっちの方がはるかに困難なのです
これは余裕があるとかないとかの問題ではなく
あくまでも“あり方”として
“結果もプロセスも両方追求する”
ということ
このいばらの道こそが
“共生”へと通ずるのです
いやあ
すっかりへ理屈が過ぎました
途中ちょっと
極端な言い方になってしまい失敬です
おまけ
お
↓↓↓
目指すべきは
亀さんですね
↓↓↓
書かれている意味内容、とても良く分かります。
結果だけで人は育ちません。
しかし結果を出せる教育は、その人のためにも必要です。
プロセスが正しくて、その時成果に結び付かなくても、検証し続けていれば、いずれ成果はついてきます。
プロセスは自分の意志でコントロールできるものです。
結果はコントロールできるものではありません。
それゆえに、おっしゃられているとおり、プロセス+結果が大切なのです。
そして、ムダに見える部分にこそ、イノベーションが潜んでいる可能性が高いのです。
とても共感致しました。
>(株)第二営業部さん
ダラダラとした長文をお読み下さって本当にありがとうございます!
イノベーションはまさしく遊びの中にありかな、と。
ただそんな悠長なこと言ってられない各会社さんの事情があるわけでして、理想論なのは重々感じてる上でのお話です。
が、でもやるからにはどこまでも上を向いて取り組んでいきたいと思っています(;^_^A。
プロセスがよくても結果が出ない
結果が出てもプロセスがよくない
どっちの理由でも部下を叱った事があります(>_<)
勉強になります。
ありがとうございます。
震災以降、人は、よりマインドにコミットするようになって来たと思います。
つまり、今までは通じていた上辺だけの物が、通じなくなって来たという事だと思います。
不器用でもいいから、本気で相手を思いやる、顧客の為に泥臭くやるのが生き残る道のような気がしてます。
化けの皮はいつか剥がれる!
最近、そのように思い、自分を戒めています。
>tomoさん
コメントありがとうございますo(^-^)o。
難しいですね。
永遠のテーマですσ(^_^;)
>廣川 英昭さん
コメントありがとうございます(^-^)/。
耳が痛いですね…。
本当にいま、営業も会社経営も嘘が通じないといったら語弊がありますが、小手先だけではない正直なあり方が求められていますね!