『ストーリーとしての競争戦略』

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business …/東洋経済新報社

¥2,940
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3年くらい前に出された本です本


500ページを超えるアップ


かなり読みごたえのある本でしたが


この手のビジネス書のわりには


意外と読みやすかったですねOK


なんといいますか


文章が正直で


著者のとても熱い思いのようなものが


本書の端々から伝わってきますメラメラ


論理を説きながらも


どこかとても感情的ですキスマーク





…いいますのも


それがこの本の主題そのものだからかもしれません合格


“戦略の神髄は


思わず人に話したくなるような 


面白いストーリーにある。”


なるほどひらめき電球


どおりで本書そのものも


熱を帯びているはずだ…叫び


まこと戦略的な文章ですグッド!


大きな成功を収め


その成功を持続している企業は


戦略が流れと動きを持った


「ストーリー」として組み立てられていてパー


本書では


多くの企業事例をもとに


「ストーリー」という視点から


競争優位をもたらす論理解明をしていきますチョキ


というわけで


この本は


もう饒舌なまでに


あれやこれやと


戦略としてのストーリーを解いていますがメモ


以下に大切なポイントを転載クリップ


[戦略ストーリーの5C]


・競争優位(Competitive Advantage)
 ストーリーの「結」…利益創出の最終的な論理


・コンセプト(Concept)
 ストーリーの「起」…本質的な顧客価値の定義


・構成要素(Components)
 ストーリーの「承」…競合他社との「違い」
 SP(戦略的ポジショニング)もしくはOC(組織能力)


・クリティカル・コア(Critical Core)
 ストーリーの「転」…独自性と一貫性の源泉となる中核的な構成要素


・一貫性(Consistency)
 ストーリーの評価基準…構成要素をつなぐ因果論理


う~ん


なんのこっちゃドクロ


といったところでしょうが


さらに著者は


「因果の起こりやすさ(強さ)」


「波及企業の戦略を効果の多さ(太さ)」


「フィードバックループの多さと因果連鎖の長さ(長さ)」


という視点から


強くて太くて長い話であるほど


「優れたストーリー」だと主張しますグー


そして


ストーリー創りにはスキルではなく


人を喜ばせたいという情熱とセンスが必要でクラッカー


さらに


成功する戦略とは


その戦略にかかわる人々を


面白がらせ


興奮させ


彼らを突き動かす力があることが


絶対の条件であるクローバー





まあ


ちょっと当たり前のことが書かれているのですが長音記号2


う~ん


それでも読んでいて


納得させられてしまう


その事例の豊富さと


何より“熱”が感じられて


面白かったですね音譜


そして


戦略ストーリーの中核をなす


「クリティカル・コア」キラキラ


という要素のもたらすインパクトドンッ


競争優位に立ち持続可能なポジションを確立する上で


大切なポイント晴れ


つまりは


“ 一見して非合理”


に取り組むということグー


そこは


誰もやりたがらない


ある意味


競争のない世界


そこをいかに生き抜くか!?


“バカな”と“なるほど”


の共生キラキラ


“面白さ”と“切実さ”


の共生キラキラ


“楽しさ”


の具体的シーンへの落とし込み晴れ


鮮明なイメージングビックリマーク


おっと叫び


ちょっと理解不能ですかね…あせる


まあともかく


僕ら中小が生き残るための


ヒントの一端を


垣間見た次第ですグッド!





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