『モネ展』
先日合間をぬって観てきました
ただいま上野の東京都美術館にて開催中の
『モネ展』です
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しっかし
この日の上野公園は
照り返しもあって暑かったですね
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さて
印象派を代表する画家
クロード・モネ(1840-1926)
本展は
モネが86歳で亡くなるまで
手元に残した作品が所蔵されている
マルモッタン・モネ美術館のコレクション
約90点を展示
いやあ
またとない機会ですね
公式サイトは→こちら
と
それはそうと
日本における
このモネの
人気の凄まじさ
この日も
人でごった返していて
なかなか落ち着いて
鑑賞する暇もなかったですね…
そんな中ではありましたが
あらためて
巨匠の画業のすごさを
まざまざと見せつけられた本展でしたね
ということで
ザザッとご紹介
特別展示の
《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》(1877年)
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モネが慣れ親しんだ駅の一断面
画面を覆う蒸気などの煙が
ひときわ印象的です
そして
モネが後半生を送った
創作の源泉ともいうべき場所
ジヴェルニーの庭で描かれた
ご存じ
《睡蓮》(1903)
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川面に浮かぶ睡蓮と映りこむ木々による
幻想的なまでの光の協奏
こちらはより荒々しい筆致です
《睡蓮》(1917-19)
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さて
今回の最大の見どころが
晩年から最晩年にかけての作品群で
圧巻が
ジヴェルニーの庭に架かっている
日本風の太鼓橋を描いた連作
《日本の橋》(1918-19)
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同じ構図を
季節や天候、時間帯などによって
変奏させていきます
《日本の橋》(1918-24)
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いやあ
間近で見ると
何が何だか判別不能なのですが
離れてみると
その様々な光に彩られた鮮烈な光景が
とたんに目に飛び込んできます
極めつけは
《バラの小道、ジヴェルニー》(1920-22)
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もうここまでくると
ほとんど抽象画です
その厚く塗りたくられたキャンパスの迫力に
とにかく打ちのめされること必至
晩年のモネは白内障を患っていたそうで
果たしてそうした病への反動でしょうか
なんという
ほとばしるパワー
豊穣な色彩に満ち満ちたエネルギーでしょうか
いやあ
ただただ圧倒された本展でした
本展は来月12月13日(日)まで開催予定です
かなりの混雑が予想されますが
せっかくの機会なので是非
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