問われる姿勢
先月の気になるNEWSより
百貨店大手の三越伊勢丹ホールディングス(HD)は
先月11月7日の決算記者会見で
今秋の早期退職者の募集に際し
退職金を加算する「ネクストキャリア制度」と呼ばれる
早期退職制度の見直しを発表
部長級は対象年齢を50歳から48歳に引き下げ
退職金は最大5000万円上乗せ
課長級では最大で倍増させる方向で
退職者数の目標は設けないが
3年間で800〜1200人の応募を想定している、と
ずいぶんとまた見直しましたね…
なんでも
いわゆるバブル期に入社した数が
他世代に比べて3〜4倍にもなるそうで
当時はよかったんでしょうが
今はね…
人手不足でも賃金が上がらない状況の
最大の要因が
このバブル世代の大量雇用にあるとのことで
業績が低迷している現状を打破する一環として
管理職の早期退職を促進させ
人件費の圧縮を図る方針だそうです
う〜ん
ネットショッピングの普及による
人々のライフスタイルの急速な変化など
何かと百貨店は厳しい時代ですね
おっと
これは対岸の火事ではありませんよ
パチンコホールも
今後の遊技機仕様の変化と
それに伴うユーザー離れによって
従来の営業スタイルや
社内の利益構造を
否が応でも
見直さないといけない状況に置かれていますのでね
ホント悠長なことは言ってられないです
…が
上記のような
荒療治といいますか
まあwin-winなのかもしれませんが
いずれにしろ
社員に対するあからさまな施策は
社内のムードを停滞させることにつながりますので
より慎重な姿勢が求められるかなと思います
あらためて
人こそが財産である
という意思を
しっかりと示し続けること
いやあ
つくづく
いついかなる時も
経営者の姿勢
価値基準が問われているなぁと
痛感する次第です
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