西部劇とミュージカル
今日はまた
なんという強い日差し
↓↓↓
日中は外にいたのですが
すっかり焼けちゃいましたね
と
それはそうと
いきなり話ですが
つくづく
アメリカイズム
とでも言いましょうか
アメリカ礼賛を
浸透させるのに
映画というツール以上に
有効なものってないだろうなぁ
と思う秋の夜長です
これは多民族国家アメリカが
様々な人種、民族、宗教を抱えながらも
アメリカ国民として
ひとつにまとめるために
また統制を図るために
ハリウッド映画の
とりわけ
“西部劇”(=フロンティア・スピリット)と
“ミュージカル”(=夢の創造)という
強力なジャンルを持って
国民に広く浸透させていった経緯に
如実に見てとれますかね
そして日本は
戦後
GHQによる占領政策を受け
なかばアメリカの
属国のような位置づけにあったので
なおさらアメリカ映画の影響を
半世紀以上にわたって
強く受けてきたわけで
まあもちろん
映画だけじゃなく
音楽や文学、ファッションなど
アメリカ文化や
ライフスタイルはもとより
政治、経済、社会全般にわたって
アメリカの価値観が
明確な意図を持って
日本の地に広く深く根づいていった
そんな事実と背景があるのかな
と
でも元来
農耕民族である日本に
アメリカナイズが
一体どこまでフィットするのか
ちょっと図りかねますが
でも
これは民族性云々ではなく
普遍的なものなんでしょうかね
かつて日本においても
西部劇やミュージカル
といったジャンルの映画に
国民が熱狂しましたからね
まあ今は
ディズニーに
スターウォーズに
マーベルに
ピクサーに…
と強力なラインナップが揃っている状況で
まあ
政治的な深読みはさておき
やはり映画は
時代は変われど
ある種
イズム浸透のこの上ないツールに
違いないでしょうね
つくづく…
おまけ
おっと
イズム浸透とはなんら関係ありませんが
こちらはなかなか珍しい
ミュージカル仕立ての西部劇
『キャットバルー』(1965)
↓↓↓
若き日のジェーン・フォンダが
何しろ可愛く魅力的で
↓↓↓
飲んだくれのリー・マーヴィンが
いい味出してます
↓↓↓
いやはや
昔懐かしの小品です
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