高齢者の就業率






総務省は20日の敬老の日に合わせ
2015年の国勢調査を基にした高齢者の人口推計を公表
65歳以上の人口は前年より22万人増えて
3640万人
総人口に占める割合(高齢化率)は
29.1%となり
それぞれ過去最高を更新した。
さらに政府が「生涯現役社会」を目指す中
高齢者の就業率は
25.1%と
初めて「4人に1人」に達した。
高齢者のうち
女性は2057万人(女性人口の32.0%)
男性は1583万人(男性人口の26.0%)
と前年より61%増加。
30%に迫る高齢化率は世界最高で
2位のイタリア(23.6%)、3位のポルトガル(23.1%)を大きく上回る。
高齢者の就業者数は17年連続で増え
906万人で過去最高を更新した。
それにともなって
就業率も9年連続で上昇して
25%を超えた形となっている。
日本は主要7ヵ国(G7)の中では最も高齢者の就業率が高い。
就業者全体に高齢者が占める割合も過去最高の13.6%になった。
産業別に見ると
◎卸売業、小売業:128万人
◎農業、林業:106万人
◎サービス業:104万人
…
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると
高齢化率は上昇を続け
71〜74年生まれの第2次ベビーブーム世代が65歳以上となる40年には
35.3%になる見込みだ。
…となっています
う〜ん
日本は高齢者の人口割合も就業率も
年々上昇傾向にあって
高齢化大国への道を
無人の荒野を往くがごとく
ひた走っている感がありますね
でも政府の方針としても
「生涯現役で活躍できる社会を創る」
とうたっているので
それは理にかなった話ではありますが
実際問題
先立つものがあるわけでして
それでも医療や介護の負担が
年々下の世代に課される流れを解消できるはずもなく
慢性的にしんどい構造となっているようですね
やはり上記のように
高齢者の就業率を上げていくと同時に
外国からの人材の流入をどんどん進めていき
いろんな分野で協業分担していく体制を
物理面においても
意識面においても
今から整えていくことが求められる今日この頃ですね
と
ただ今



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