映画『トロン』
いやあ
懐かしい
久々に観ました
1982年製作のアメリカ映画
スティーブン・リズバーガー(1951-)監督の
『トロン』
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(2010年に続編『トロン:レガシー』が公開されたのに合わせて、本作は『トロン:オリジナル』というタイトルになりました)
昔、映画館で観て
とにかく映像が斬新で
すっかり魅せられた記憶がありますね
本作は
世界で初めてコンピュータ・グラフィックス(CG)を本格的に導入した映画として
知る人ぞ知る作品です
ストーリーは
コンピュータ内に迷い込んだプログラマーが
デジタルの世界で闘いを繰り広げ
意思を持つようになったスーパー・コンピューター、MCPによる世界支配を阻止し
脱出を試る
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という
なんとも荒唐無稽な内容ながら
青みがかった電脳空間内のビジュアルと
プログラムの擬人化という斬新な発想で
コンピュータの画一的で無機質な世界を
大胆に視覚化してみせたという点が
本作の独創性を揺るぎないものにしています
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この映画
あらためて今観ると
レトロなムード満点で
まさに
デジタルとアナログの絶妙な融合の
これ産物ですね
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つくづく
映像が異質で奇妙で
味わい深いんですよね
ここらへんは
技術の前に
まず何より
センスの話かな
電脳世界の中の人物たちは
匿名性があって
全編スポーティな疾走感に満ちていて
なんともクールでかっこいいんですよね
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デザインも面白くて
さながらポップアートの趣きで
レトロモダンともいうべき
古新しい世界観を構築しています
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主演にジェフ・プリッジス
若〜い
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特筆すべき
見せ場となる
ライトサイクルのレースシーン
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ゲームの世界にはまり込んだような異世界を
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観ている側も
スピード感とともに
自ずと体感できて面白いですね
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また
ディスクを投げ合う闘いもユニークですね
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システムを制御するマスター・コントロール・プログラム(MCP)の
不気味な存在感
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とまあ
つくづく
CGの活用によるコンピューターの内部世界を表現した
この世界観の妙です
同年の1982年製作の『ブレードランナー』とは似て非なるも
両作品ともに
SF映画の地平を切り開く
オリジナリティに溢れていますね
というわけで
『トロン』
作品としての完成度はともかく
その圧倒的なビジュアル表現に
驚嘆すること間違いなしの異色作です
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と
おまけでこちら
2010年に製作された続編
『トロン:レガシー』
30年近く経ってから作られた作品なので
CGの技術など
目を見張る違いを実感できますが
独創性という点では
オリジナルに勝るべくもありません
でもそれはそれで
テンポがよくてかっこいい映画でしたね
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