四方田犬彦『パゾリーニ』
昨年2022年11月に出版
定価13,200円
実に1,000ページを超える大著です
四方田犬彦の『パゾリーニ』
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イタリアの伝説的な詩人、映画監督である
ピエル・パオロ・パゾリーニ(1922-1975)
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の生誕100年を記念して刊行された
四方田氏渾身の書き下ろしです
あらためて
パゾリーニは
1975年に
見るも無惨な轢死体で発見され
53歳で唐突に人生の幕を閉じたことで知られています
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「われわれは詩人を亡くした。
世界に詩人はほとんど存在しない。
本物の詩人は一世紀に数人しか出ないものだ。
詩人とは『聖なるもの』だ」
イタリアの作家、アルベルト・モラヴィアによる
パゾリーニへの弔意を表した言葉ですが
実はパゾリーニには
死の真相も含めて多くの謎に包まれ
死後40年以上が経っても
いまだ解明されていない部分が多いと言われています
本書は
そんな闇に覆われた稀代の芸術家を
第一人者である評論家、四方田氏が
それこそ徹底的に論じ尽くしていて
いやあ
これはもう嬉しいかぎりですね
とても簡単には読みきれませんが
正直もう購入しただけで
満足している僕がいます
少しづつ時間をかけて
読み進めていこうと思います
と
だいぶ前に本ブログにて
僕がパゾリーニについて書いた記事です
◎イタリアの異端児→こちら
と
昨年はパゾリーニ生誕100年ということで
母国イタリアでは
パゾリーニに関する
いろんな展示会やイベントが開催されたようで
羨ましいなぁ
こちらをご参照
↓↓↓
https://passione-roma.com/
日本でも昨年は
パゾリーニの代表的な作品群が
リバイバル上映されましたが
いま再び脚光を浴びていますね
僕も
パゾリーニの映画に関しては
本ブログで度々書いていまして
この際なので
以下、一挙掲載
↓↓↓
◎パゾリーニ映画傑作群→こちら
◎映画『アポロンの地獄』→こちら
◎映画『奇跡の丘』→こちら
◎映画『テオレマ』→こちら
◎映画『王女メディア』→こちら
ハハハ
われながら
どんだけ〜⁈
というわけで
何かと興味が尽きない今日この頃です
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