育成就労法案成立
6月13日付の朝日新聞記事を
以下に抜粋
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外国人労働者の「技能実習」制度を廃止し、それに代わる「育成就労」制度を創設する入管難民法などの改正案が13日の参院法務委員会で賛成多数で可決された。
14日にも本会議で可決・成立する見通し。
国会審議では、来日後8年間にわたって母国の家族を帯同できない仕組みが維持されることに批判の声もあがった。
技能実習制度では、実習で培った技能を母国に持ち帰ってもらう「国際貢献」を目的に掲げてきた。
だが、深刻な労働力不足を背景に、新たな制度では目的を「人材の育成と確保」に改める。
従来の制度では、実習期間を終えた後にさらに長く働きたいと希望しても、かなわないことがあった。
より在留期間が長い「特定技能」にステップアップしようにも、技能実習生として働いてきた職種が特定技能の対象になっていない分野があったからだ。
今回の見直しでは、育成就労制度と、より在留期間が長い「特定技能1号」の対象分野をそろえ、ずれを解消する。
制度上は、長く日本にとどまって働きやすくなる。
政府は新制度では外国人が日本での「キャリアアップ」の道筋が描きやすくなると強調する。
…
となっています
まあ何かと
日本寄りの制度設計な感は否めませんが
技能実習制度そのものが
労働力不足を解消したいという
雇用側にとっても
母国に帰るより日本でのキャリアアップを望む
外国人にとっても
実際のニーズと合わなくなって久しく
そうした積年の課題が
今回の育成就労法で
どこまで解決するのか
まだまだ全貌がつかめず
育成就労の3年間と特定技能1号の5年間の
計8年間は家族帯同は認められないなど
再検討を要する声もありますが
まあ
ひとつひとつ
議論を尽くして
最善策を講じ
必要に応じて
修正を図っていくほかないかなと
つくづく感じる次第です
いずれにせよ
外国人材をどんどん受け入れ
国内における労働力を充実させていく
そのための環境づくりは
これ急務ですからね
つくづく痛感する今日この頃です
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