塞翁が馬

以下

ネット記事より転載

↓↓↓

『塞翁が馬』

国境の近くにあった塞(とりで)の近くに住んでいた翁(老人)は

何よりも自分の馬をかわいがっていた

その馬は、周りからも評判が立つほどの駿馬だったが

ある日突然

蜂に刺された拍子に飛び出してしまう

一向に帰ってこない馬の様子に

周りからは翁に同情するほどだったが

翁は

「これがきっかけで何かいいことが起こるかも知れない」

とだけ言って

我慢強く待ち続けた

すると、どうだろうか

しばらくしてその馬が別の白い馬を連れ帰ってきたのだ

しかもその白馬も負けず劣らずの優駿で

周りの者は口々に何と幸運なことかと囃し立てたが

翁は

「これがきっかけで、別の悪いことが起こるかもしれない」

と自分を戒め

決して喜ばなかった

それから

かわいがっていた息子がその白馬から落ちて

片足を挫いてしまった

周りはまた同じように慰めの言葉を掛けたが

翁はまた同様に

「いいことの前兆かも知れない」

と告げる

それからしばらくして

隣国との戦争が勃発した

若い男は皆、戦争に借り出されて戦死した

しかし息子は怪我していたため

徴兵されず命拾いした

そして戦争も終わり

翁は息子たちと一緒に末永く幸せに暮らしたという

このことから

人間、良いこともあれば悪いこともあるというたとえとなり

だから

あまり不幸にくよくよするな

とか

幸せに浮かれるな

という教訓として生かされる言葉になり

『人間万事塞翁が馬』

などと使われる

↓↓↓

IMG_8899.jpeg

とまあ

いやあ

めでたしめでたし

このように

『塞翁が馬』は

吉凶

禍福は

その時々の状況によって

変転し予測し得ないという意味の故事です

これはまさしく

『共生』

の考え方にも相通ずるなぁ~

と感じる今日この頃であります

つまり

どんなことにも両面があって

どっちから見るかで

良いとも悪いとも

捉えられるわけでして

よって

良し悪しは等価

視点を変えれば

どっちにもなる

なので

両極を内包しながら

一喜一憂せず

節度を持って

前にすすむべし

ということなのかな、と

う~ん

思索の秋ですね

そして日はまた昇る

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  1. (株)第二営業部

    禍福は糾える縄の如し

    ということなのでしょうね。
    ありがとうございます、勉強になりました。

  2. チョー!

    >(株)第二営業部さん
    コメントありがとうございます(^_-)。
    まあそんなとこだと思います(=⌒▽⌒=)。