苦渋の選択
先日
何気なく新聞をめくっていて
ふと
興味深い記事が
目に飛び込んできました
埼玉県川口市が運営する
川口オートレースが
今月の6月9日から
的中した観客への払戻率を
75%から70%へと
引き下げることに決めたそうです
なんでも川口オートは
入場者数と売上が年々激減しており
結果的には存続を第一に
収益改善を図る道を選択したとか
う～ん
苦渋の選択ですね…
今年4月に
小型自動車競争法が改正され
運営者の裁量で
払戻率を
70%まで下げることが
可能になったそうで
これは川口オートの場合ですと
例えば
従来750円だった配当が700円になってしまうということ
いやあ
正直
この差はデカイような気がしますね
これによって
かえっていっそう
観客離れが促進され
売上低下を招き
収益の悪化につながりかねません
でもそれだけ
ダウンが深刻で
運営上
背に腹を変えられない状況なのでしょう
近年の趣味の多様化や若者のギャンブル離れもあって
競馬や競輪、競艇などの地方自治体による
公営ギャンブルも
現在、軒並み低迷しているようで
このままいくと
特にオートレースなんかは
ホントきついですね…
いやあ
でもこれは決して他人事ではありません
パチンコも娯楽とはいえ
やはりギャンブルの要素が核となっているのは事実で
上述のレジャーの多様化や若者のギャンブル離れは
そのまま私たちの業界にも当てはまる課題です
ただいま国会は
消費税増税の可否を巡って
難航を深めている真っ最中です
まあもはや増税は免れ得ず
そうなりますと
私たちパチンコホールにおいても
消費税分を
増税したらなおさら
どう扱うかが
大変大きな問題になってきます
ただいま私たち業界内におきましても
消費税を巡る論議が
白熱を極めているところですが
少なからずお客様に負担を求めるあり方への変更が
今のところ多勢を占めています
そうなりますと
さきのオートレースの事例と
まあ大差ない話かもしれませんね…
ホール間の競争がますます加熱する中で
消費税アップは…
う～ん…
ちまたで囁かれるカジノ法案の動きなども含めて
いずれにしましても
私たちは今後の動向を注視しつつ
今できる範囲で
一つ一つ
手を打っていかねばなりませんね
まさにここ数年が正念場です
でもどんな状況であれ
お客様目線を決して失わず
あくまで前を向いて
楽しくいきたいものですね
iPhoneからの投稿
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