格上げされた社会

僕ら業界内

よく危惧されていることですが

昨年発表された

『レジャー白書2012』によりますと

2011年における

パチンコ参加人口

いわば

ホールに来店されるお客様の数が

前年(2010年)対比で

410万人減の

1260万人とのこと

う~ん

この落ち幅は

やはり尋常ではないですよね

かつて3000万人近くの参加人口を誇った

1995年をピークに

以降なだらかに

しかし着実に減り続けてきた

お客様の数ですが

スロット全盛時に上がったり

あるいは

1円パチンコなどによる低貸玉の普及により

一時回復傾向を見せたものの

東日本大震災による

社会的な風潮や価値観の変化

また

それにともなう

パチンコバッシングの影響もあってか

2011年は

1995年以降

最低だった2007年を

さらに大きく下回る結果となりました

今年8月に発行される予定である

『レジャー白書2013』速報版によりますと

パチンコ参加人口は

なんと

前年をさらに下回る

1100万人になるそうです

ガ~ン

グググ

う~む

少し話を切り替えて

「アセンション」

という言葉があります

「アセンション(ascension)」とは?

ちょっと難しい言葉なのですが

ネットで見てみますと

「上昇、即位、昇天」

を意味する単語でして

いわば

価値観の次元の上昇

を表しています

まあ

よく言われていることですが

2年前の2011年の

東日本大震災を契機に

日本全体の社会の風潮といいますか

人々の価値観が

明らかに変容した、と

これは世界的な潮流ではありますね

つまり20世紀後半

日本では特に

196070年代の高度成長期に

推し進められた大量消費社会から

21世紀の現在は

より高次のレベルである

精神的な満足

人とのつながりや

人の役に立つことをよしとする価値観に

社会が大きくシフトしたのではないかと

よくいろいろな人が

語っているところではあります

う~ん

あくまでイメージで捉えてみますに

今の深刻なパチンコユーザー離れなどは

お金がかかり過ぎるとか

そうした諸々をひっくるめたところの

この社会的な風潮の変化に

業界が

追いついていない

正確には

追いついていないホールが多い

ということが主な要因ではないか、と

つまり

今の時代から見て

パチンコをする人は

なんとなく

遅れている

ダサい

イケてない

パチンコは旧時代の産物

などのようなイメージが蔓延している

と言ったら

果たして言いすぎでしょうか⁈

結局のところ

僕は

今のパチンコ業界の停滞は

アセンションを起こしている日本社会に

うまく適応できていない結果ではないかと

感じる次第です

ではホールにとって

どのようなあり方が

アセンション

いわば

次元の上昇につながるのでしょうか

これは様々だと思います

マルハンをはじめとする大手チェーンが

従来のパチンコ店のイメージを払拭すべく

サービス業としてのスタンスを確立し

ホールのハード、ソフト両面のクオリティを

どんどん高めていく

というベクトルもしかりですし

逆に

昔の娯楽の殿堂

地で行くような

機械入替に頼らない

常連客でにぎわう

地域のコミュニティーの側面を持った

遊技施設としての立ち位置も

またしかりだと思います

またパチンコホールが

コンプライアンスに基づいて

社会貢献活動を行い

地域社会と積極的に関わり

どんどんと根を張っていくというあり方も

大切な要素だと思います

まあ形はどうあれ

格が上がったステージで求められる

より高いニーズに

いかに答え続けることができるか

が大事でして

そう考えますと

いやあ

ホールはまだまだこれからですね

やること盛りだくさんです

パチンコホールが

人々の豊かなライフスタイルを支える

大切な場となれるよう

僕らもなんとか力をつけて

励んでいきたいところです

話が長くなったついでに

ふと

映画において

アセンション

まあそんなに難しく考えずに

価値を高める

格を上げることを

成し遂げた事例を

以下にご紹介

長年B級の域を出なかった

SF映画というジャンルを

A級に押し上げた記念碑的作品

2001年宇宙の旅』(1968)

↓↓↓

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あるいはご存じ

『ゴッドファーザー』(1972)

↓↓↓

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監督のコッポラは当時

製作サイドから与えられた

マリオ・プーゾの原作を

三文小説と呼んで嘆いたそうですが

しかし結果的に

マフィアの世界を格上げすることに

つながっちゃいましたね

別にB級がいけないわけでは決してなく

B級のまま

それを推し進め

現代に蘇らせ

B級そのものに

むしろ新たな価値を見出すも

またよしですね

『パルプ・フィクション』(1994)

↓↓↓

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パルプ・フィクションとは

文字通り”三文小説”という意味

というわけで

パチンコ業界の生きる道

ホールの明日は

果たして

どっちだ

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  1. なぜパチンコをするのか

    そこから入らないとね

    パチンコ、パチスロ
    楽しい、暇潰し、儲けたいから

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    人間の嫌らしい部分で
    欲が強いほどはまって行く遊びですね

    その日でなければ儲けなければ個の店はダメだなもう来ないからですね

    他に期待させるモノもなければ
    お客様は等のぞ来ます

    お客様は正直だから

    回らない、出ないと来ればもう次はない
    お金だけ使わせてバカバカしいになります

    パチスロ、パチンコのあり方
    遊び、ギャンブル、どうでしょう?

    お金がなければ
    遊びもギャンブルも出来ない

    その変が
    従業員は何処まで理解しているか?
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    難しい仕事ですね
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    内側からばかりは
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    お客様として自分の店に入ってやって見たら
    どれぐらいみんなお金
    使うのかね

    長々すいません
    結果はなくて

  2. チョー!

    >竜さん
    コメントありがとうございます。
    頑張ります^ ^。