『シュヴァンクマイエル作品展』
JR浅草橋駅近くの
とある路地にある
↓↓↓
ギャラリー「パラボリカ・ビス」にて
↓↓↓
ただいま密かに開催中です
『シュヴァンクマイエル 作品&トリビュート展』
↓↓↓
チェコのプラハが生んだ
知る人ぞ知る
シュルレアリスムの巨匠
ヤン・シュヴァンクマイエル(1934-)
↓↓↓
アニメーション作家、映像作家、映画監督と
様々な顔を持つ
この伝説のクリエイターの作品を
今年は
日本で何かと目にする機会が多く
いやあ
僕にとっては
ホントうれしい限りですが
知らない人にとっては
正直
なんのこっちゃわかりませんよね…
シュヴァンクマイエルの作品は
映画でもなんでも
一度観たら
まずやみつきになる
…か
逆に
二度と観たくない
…かの
まさに両極端
CGなどを一切使用しない
アナログの極致
数々の隠喩で散りばめられた
グロテスクでシュールな世界観は
う~ん
もうとにかく強烈です
唯一無二ですね
ちなみにこんな感じ~
↓↓↓
ハハハ
と本展は
シュヴァンクマイエルのアート作品約40点と
異空間(!)での
ユニークなトリビュート作品などで構成
メインとなる展示は
シリーズ『博物誌』
って
なかなか説明が難しいので
これについての
シュヴァンクマイエル本人の言葉を
以下に引用
「1970年代始めの
『シュヴァンク=マイヤー百科事典』の
コラージュシリーズは
子供じみた遅れてきた夢を
実現化する試みである。
空想的な代替世界の
ある百科事典を創ってみようと思った。
その世界の全動物・全植物・技術・建築物・民族・地図などを作り
解釈しようと考えた。
このアプローチを懸命に手掛けたが
時間が経つと
少なくとも一生涯の
大仕事であることに気付かされた。
ミスティフィケーションを完全に達するには
事典ならではの見出し語を
無数に考え出さなければならない。
これらの実現不可能な空想は
私が手掛けようとした大作からは
残骸しか生まれ得ないことを意味した。
それでも私は我慢できず
ある一連の断片を作ってみた。
こうして『博物誌』などが生まれた。」
ということで
以下、数点を掲載
↓↓↓
う~ん
到底認識不能です
既成の価値観を壊し
理性や感情そのものを
激しく揺さぶるような
その異様な造形
圧巻です
さきのシュヴァンクマイエル本人の言葉にもあったように
様々なテーマを素材としてコラージュした
まさに百科事典
これこそ宇宙ですね
というわけで
本展は
この特異な作家の創作の源泉に触れる
とても貴重な機会となった次第です
おや
再上映が決まった
『シュヴァンクマイエル映画祭2015』
こちらも見逃せませんね
↓↓↓
この記事へのコメントはありません。