『ポンピドゥーセンター傑作展』

ただいま

上野公園の東京都美術館にて開催中です

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『ポンピドゥーセンター傑作展』

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ポンピドゥー・センターは

近代美術館や図書館、音響音楽研究所などを擁する

フランス国立の総合文化施設で

1977年にパリ中心部に開館

本展は

同センターが誇る

近現代アートのコレクションを

1906年から1977年までの

タイムラインにそって

1年ごとに1作家の1作品を展示するという

とてもユニークな構成で企画

巨匠たちのみならず

あまり知られていない作家たちの作品も並列し

絵画、彫刻、写真、映像、デザインなど

時代の変遷と共に生まれた

多岐にわたる表現ジャンルに触れることで

フランス20世紀美術を一望できます

いやあ

本展には一貫したテーマ性もなく

また同じ作家が二度登場することもないゆえ

とてもバラバラな印象を抱きがちですが

むしろ逆に

強烈な個性のオンパレードを

次々観せつけられることによって

20世紀が

いかに激動の時代であったかを

自ずと実感させられます

ということで

年代順に観ていった中で

特に気になった作品を

以下にザザッとご紹介

◎マルセル・デュシャン

《自転車の車輪》(1913)

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芸術作品に既製品を用いる先駆けとなった作品

デュシャンは

手仕事

一点限り

という固定観念を打破する

「レディ・メイド」という概念を提唱し

20世紀美術に革命をもたらしました

◎マルク・シャガール

《ワイングラスを掲げる二人の肖像》(1917-18)

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ご存じ旧ロシア出身の巨匠が

故郷で妻ベラとの新婚の喜びを表現した

幻想的な一枚

◎セラフィーヌ・ルイ

《楽園の樹》(1929)

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前半で最も強烈なインパクトを放った一作

圧倒的な迫力に

しばし立ちすくんじゃいました

独学で絵を学んだという

アンリ・ルソーを彷彿とさせるこの作家

恐るべしです

◎アンリ・カルティエ=ブレッソン

《サン=ラザール駅裏》(1932)

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一瞬を切り取る天才写真家の代表作

様々な対比の構造が面白いですね

◎パブロ・ピカソ

《ミューズ》(1935)

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巨匠による日本初公開の一作

やはり見応え十分ですね

◎ヴァシリー・カンディンスキー

30(1937)

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抽象絵画の創始者による

様々な幾何学模様や細胞のような造形群

まさにイメージの宝庫ですね

◎ジャック・ヴィルグレ

《針金ーサン=マロ、ショセ・デ・コルセール》(1947)

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無機質で無造作な針金の中に

人間の

その躍動的な動きを見出すことで

作為的な施しを労さない

新たな表現を模索した一品

◎アンリ・マティス

《大きな赤い室内》(1948)

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マティスが室内を描いた最後の油絵

様々なオブジェが配された豊穣なる赤の空間

◎アルベルト・ジャコメッティ

《ヴェネツィアの女 V(1956)

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僕が一番好きな作家

まさに唯一無二の存在感

作品を前に

えも言われぬ緊張感とともに

時を忘れるほどの恍惚感を覚えます

◎クリス・マルケル

『ラ・ジュテ』(1962)

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おおっと

ここで珍しいフィルムが上映されていました

知る人ぞ知る

マルケルによる29分の短編

廃墟になった近未来のパリで

少年時代の記憶に囚われた男を

モノクロ写真を

連続して映す手法で描いた

野心的なSF映画です

うれしい上映でしたね

◎ジャン・デュビュッフェ

《騒がしい風景》(1973)

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