身近な地元話の本

ちょっといい

ちょうどいい

それが埼玉

↓↓↓

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以下、本書より転載

↓↓↓

埼玉には「何もない」

大した観光地もなく、のっぺらぼうな郊外と、ありがちな風景が広がるファスト風土

47都道府県の中でこんなに無個性な県もないだろう

しかし埼玉には、三大ショッピングモール(=イオンレイクタウン、イオンモール浦和美園、ららぽーと新三郷)がある

またショッピングモールにはないような、東京の高感度ショップにも簡単にアクセスできる位置にある

つまりマス消費も、高感度消費も手に入れられる理想の地方であり

普通の人が心地よく暮らせる装置と環境が揃っているのだ

へぇ〜

なるほど

言われてみれば埼玉って

そういった

とても守備範囲の広い消費ニーズに

対応できる素地があるということなんですね

また駅ナカの概念を変えた

エキュートの第一号が大宮駅だという事実や

衣料品チェーンしまむら、焼肉チェーン安楽亭、ダイヤモンド輸入金額日本一のツツミなど

埼玉発の企業の特色や魅力のご紹介

あるいは小江戸として賑わう川越のメインストリート

大正浪漫夢通りという商店街をリノベーションした実例など

う〜ん

地元の僕にとって

とにかく馴染みの多い話ばかりで

面白かったですね

本書いわく

日本全国がこれから

どんどん埼玉化するだろうという

眉唾的な仮説が

ある種の説得力を持って論じられていて

いやあ

なんとも嬉しくなった次第です

さて

続いて読んだ本がこちら

↓↓↓

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ヤンキーの虎とは?

地方に根を張ったビジネスで儲けている人

地方で多くの事業を積極的に起こす人

シュリンクしている地方経済を牽引している人

を指し

さらに共通点は

リスクテイカー

であるということ

つまりは縮小する地方の中であえてリスクをとる

守りに入るのではなく攻めの姿勢で事業を広げていく

地方で貪欲にビジネスを広げている経営者たちである

と定義

へぇ〜

なんか僕のまわりにも

そういう人が結構いっぱいいるので

こちらも身近な地元話として

興味深く読むことができましたね

その一方で

都市部でビジネス展開する人たちのことを

本書では

ベンチャーの虎

と呼称

本書いわく

この人たちは

インターネットやITなどをベースに

新しいビジネスモデルを考案し急成長しながら

日本だけにとどまらず

世界に飛び出そうとする人たち

を指し

地方のヤンキーの虎と明確に区別しています

ヤンキーの虎は

数という点ではベンチャーよりはるかに多く

日本の雇用の受け皿としても

日本経済を回すという点でも

最も重要な存在と位置づけています

なるほどですね

また本書では

ヤンキーの虎のタイプを

「地盤引き継ぎ型」と「成り上がり型」に分類した

また事業拡大のために必要な二つの鍵

「地域密着」と「地域拡大」について言及

そしてヤンキーの虎を語る上で

重要なキーワード

「事業意欲」、「仲間意識」、「スポーティ」などなど

う〜ん

いちいち納得の定義づけや説明をされていて

いやあ

何かと参考になった次第です

というわけで

2冊とも地方の活性化を喚起する本で

内心ちょっと元気をもらいましたね

僕にとって

とても身近な地元話の本でした

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