たくましい生命力

先日行きました

フィリピン、マニラの街中にて

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おや

裸足で泥遊びをする子ども

↓↓↓

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こちらの子たちは

歩道橋の上で遊んでいました

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夢中で遊ぶ子どもたちを眺めていて

つくづく

子どもは

フィリピンも日本も

どこの国も同じだなぁ

と感じると同時に

しかしそうした中でも

やはり否応なく

フィリピンの子どもたちから

素朴で粗野な風情を垣間見ます

これは日本の子たちには見られないなぁ

って

まあ当たり前ですよね

フィリピンという熱帯性の気候がもたらす

ギラつく太陽の下

圧倒的に劣悪な生活環境の中で

生まれ育った子どもたちが

自然と身にまとう

この野性味

でもホント

フィリピンの子たち

だけではないのでしょうが

みんな愛らしくて

いい表情をしているんですよね

子どもなのでどこまでもピュアで

それでいて

雑草的な強さを併せ持ったイメージ

おや

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いやあ

どこにでも可憐に花咲く秋桜を

思わず想起させますね

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あるいは思わず

僕の大好きなゴーギャンの絵を彷彿

こちらはタヒチの風景ですがね

たくましい生命力に満ち溢れています

メトロポリタン美術館で観た

《イア・オラナ・マリア(=マリア礼賛)(1891)

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さらに想像力を膨らませて

1961年製作のイタリア映画

『アッカトーネ』

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下卑で粗野な男に

人間の原初の姿

聖性を見出す独特の視点

言わずと知れた

鬼才ピエル・パオロ・パゾリーニの

処女作にして

まぎれもない傑作です

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というわけで

話があっちこっちに飛びましたが

たくましい生命力を

フィリピンの子どもたちから感じとり

そこからいろんなものに相通じる

ある種の普遍性を垣間見た次第です

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