とらわれる不条理
自分でも
薄々気づいていたことを
人から
まんま言われると
ああ
やっぱり…
と内心ガッカリし
それがさらなる
自己暗示を生み
自分の中で
精神的な重石となって
何かって時に
ついつい
引き寄せてしまう
ふと
これって
アンカリング?
ある言葉や事柄が
自分の中に
いつまでも残ってしまう
この鎖を
どうやって断ち切るか
これが
意外と試練でもあります
って
なんのなんの
気のせい気のせい
考えすぎ
とらわれずに
フラットにいこう
と
思えば思うほど
とらわれてしまう
この不条理
ハハハ
おまけ
1962年製作
鬼才、ルイス・ブニュエルが
メキシコ時代に撮った異色作
『皆殺しの天使』
↓↓↓
貴族の館で晩餐会が催され
そこに集い興じるブルジョワの名士たち
と
どういうわけか
夜が明けて
朝になっても
誰も帰ろうとしない
次の夜が来ても
なぜか誰も帰らない
皆、帰り方を忘れてしまったかのように
誰もが客間を出ることができない
繰り返される反復
このシュールで不条理な展開
↓↓↓
召使も去り
食料も水も底をつく
こうした状態が何日間も続き
やがて人々の道徳や倫理が崩壊していく…
う〜ん
意味がわからない
でも面白いシチュエーション
ブニュエル独特の
ブラックジョークですね、これは…
決して笑えませんがね
いやはや
観る者を戸惑わせる怪作ながら
しかしまぎれもない傑作です
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