魅惑のアンリ・ルソー

砧公園内の世田谷美術館にて
おお
なんと
アンリ・ルソーだ(!)
《サン=ニコラ河岸から見たシテ島(夕暮れ)》(1887-88)
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いやあ
これはちょっと感激でしたね
あらためて
フランスの画家
アンリ・ルソー(1844-1910)
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こちら有名な自画像
《私自身、肖像=風景》(1890)
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ルソーは
いわゆる日曜画家として
パリの税関の職員を務めながら
独学で絵を描いていましたが
50代に税関を退職した後
本格的に描き始め
遠近法を無視した風景画や
真正面から捉えた人物など
その独特の稚拙な作風が
後のキュビズムやシュルレアリスムの
はしりとみなされ
やがて素朴派の祖と
うたわれるようになります
う〜ん
面白いですね
《フリュマンス・ビッシュの肖像》(1893年頃)
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こちらは観ることができませんで
しかし館内にて
おおっと
等身大のパネル
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とまあ
アンリ・ルソーの絵は
僕も度々観ていますが
他の追随を許さない
圧倒的な独創性と
ユニークで摩訶不思議な世界観に
ついつい引き込まれますね
こちらは数年前に
ニューヨーク近代美術館(=MoMA)で観た
有名な2枚
《夢》(1910)
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《眠るジプシー女》(1897)
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と
MoMA所蔵の《夢》をモチーフにした
原田マハの小説
『楽園のカンヴァス』は面白かったですね
是非ともおススメです
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というわけで
アンリ・ルソーの魅惑の世界に
すっかりはまり込んでしまいました
容易に抜け出ることが
これがまた
なかなかできませんね
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