孤高の画家

だいぶ前に
スイスのヴィンタートゥール美術館所蔵の作品展が
日本で開催された際に
観た一枚です
オディロン・ルドン
《アルザスまたは読書する修道僧》(1914頃)
↓↓↓
読書する修道僧の内省的な様
渋い色使いと相まって
作品からは
深い精神性が伝わってきて
絵の前で立ち止まり
しばらく観入ってしまったことを
鮮明に記憶しています
と
ルドンといえば
不気味で醜悪な想像の産物をテーマにした作品など
象徴主義の範疇で括られることが多いですが
ルドンが生きた
19世紀後半から20世紀初頭は
印象派が大きく花開くなど
まさに西洋絵画の転換期にあたる時代
ルドンも
そうした激動の時代を反映した
多岐にわたる画風で
独自の作品世界を構築しました
とまあ
そんなわけでして
このフランスの孤高の画家
オディロン・ルドン(1840-1916)の企画展が
ただいま
汐留で開催中ですね
↓↓↓
いやあ
ルドンの深遠な世界観に触れる
またとない機会
これは是非観に行きたいですね
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