孤高の画家

だいぶ前に

スイスのヴィンタートゥール美術館所蔵の作品展が

日本で開催された際に

観た一枚です

オディロン・ルドン

《アルザスまたは読書する修道僧》(1914頃)

↓↓↓

IMG_8717.jpeg

読書する修道僧の内省的な様

渋い色使いと相まって

作品からは

深い精神性が伝わってきて

絵の前で立ち止まり

しばらく観入ってしまったことを

鮮明に記憶しています

ルドンといえば

不気味で醜悪な想像の産物をテーマにした作品など

象徴主義の範疇で括られることが多いですが

ルドンが生きた

19世紀後半から20世紀初頭は

印象派が大きく花開くなど

まさに西洋絵画の転換期にあたる時代

ルドンも

そうした激動の時代を反映した

多岐にわたる画風で

独自の作品世界を構築しました

とまあ

そんなわけでして

このフランスの孤高の画家

オディロン・ルドン(1840-1916)の企画展が

ただいま

汐留で開催中ですね

↓↓↓

IMG_8697.jpeg

いやあ

ルドンの深遠な世界観に触れる

またとない機会

これは是非観に行きたいですね

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。