積極的に偏る
いやあ
しつこく
性懲りもなく
またまた迷走話…
物事は常に
両面
そして
二対かそれ以上でワンセット
ということを
前回までに書きましたが
さらに変奏してみますと
例えば
人間や動物の多くは
目も耳も鼻(の穴)も手も足も
2つ
往々にして
2つでワンセット
人は多くの場合
二対、二極、二軸なのです
でも
利き腕とか利き目とかがあるように
等しく二対ではなく
どちらかに偏りがち
前回までの例でいきますと
“真面目・不真面目”
という二極にしても
ピタッと二分されるわけではなく
実際は
振り子のように行ったり来たり
一方に寄りすぎて
反省しては
また逆ブレして
反対の方に寄り
そうこうしてるうちに
そんなこともすっかり忘れて
つい調子に乗って
結果
手痛いミスを犯して
そうしてまた一方に寄る
まあ
人間そんなことの繰り返し
イソギンチャクのように
揺れ続けているのが
人間の人間たる所以
人はそうして
なんだかんだ
バランスを保っているのかな
と思います
つまりは
大きなバランスの中で
小さな不均衡を繰り返すこと
それがその人の
アクとなり
人間らしさとなり
やがては
個性となる
あらためて
人は
大局において
バランスをはみ出ることはなくても
局面局面においては
常に
どちらか一方に偏っている
まあそんなものかなと思います
が
いつまでもどちらかに偏り過ぎると
う~ん
それは
人間の領域を侵すということ
いわば
神への冒とくにつながる行為
やがては
どこかで変調をきたすか
その人を蝕むことになり
結果
大きく
もう反対の方に寄って
そうして
ちゃんちゃん
鞘に収まるという次第
と
でも
バランスを大きく崩すということは
負荷をかけるという点で
その人の成長へとつながるので
ある意味
とても大切な試み
文字通り
小さくまとまらずに
大きく
大胆に
勇気を持って
一方に振れ続けてみるのも
たまにはいいのではないでしょうか⁈
というわけで
積極的に偏ることを
あえて推奨する今日この頃です
おまけ
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