植草一秀『日本の独立』

とても興味深い本でした

植草一秀氏の

『日本の独立』

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日本を支配しているのは一体誰か?

本書は近代日本国家の成立から

現代にいたる過程を俯瞰しながら

・米(アメリカ)

・官(官僚)

・業(大資本)

に加えて

・政(政治屋)

・電(メディア)の

5者による日本の支配構造を

様々な実例を駆使しながら明らかにし

そうした体制からの脱却を問いかけ

主権者としての国民の手による

真の意味での日本の独立を志向した書です

著者の植草一秀氏は

TVなどでおなじみの経済評論家ですが

痴漢行為などによる罪に問われて

一時期話題になった人物

しかし

えん罪という話も一方ではあり

この問題はまだ解決に至っていないようです

正直そこらへんはよくわかりませんね

でもまあ

いずれにしましても

500ページに及ぶ読みごたえ満点の一冊です

また

本書でも厳しく指摘しているひとつが

日本のジャーナリズムの崩壊についてです

権力にピッタリと吸いついたメディアの論調

高い人権意識が求められるはずの

マスコミのその腐敗ぶりを

本書は

ストレートに突いています

というわけで

本書を通して

新たな視点を得たような

それによって

ちょっと目が覚めたような

そんな少なからぬ気づきと刺激をいただいた次第です

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