初期アンパンマンの絵本

先日、家族で
横浜にある
『アンパンマン・ミュージアム』にいった際に
購入しました
1979年初版の
初期アンパンマンの絵本です
↓↓↓
初期のアンパンマンは
今のような万人受けのキャラとは
かなりかけ離れた
ちょっとシュールなヒーロー像でした
なにしろ
パンでできた自分の頭部を
困っている人に差し出して
食べ与えてしまうんですからね
この絵本も
冒頭、砂漠で飢えた人に
救いの手を差し伸べます
↓↓↓
いやあ
陽の光に照らされた
アンパンマンの佇まい…
実存的ですらありますね
顔の半分を食べられて
いざ
次なる困った人のところへ
↓↓↓
と
結局全部食べられて
頭がなくなっちゃうわけですが
なくなると
このパン工場へ帰ってきて
今でいうジャムおじさんに
またあんぱんで顔を作ってもらうのです
↓↓↓
いやあ
頭部を食べられちゃうというお話が
子供に悪影響なんじゃないか
という話にもなったそうですが
作者のやなせたかしさんは
この絵本のあとがきで
本当の正義とは
決して格好いいものではなく
むしろ自分も深く傷つくもの
そういう捨身、献身の心なくしては
正義は行えない
だからこそ
アンパンマンはボロボロのマントを着て
自分を食べさせることによって
飢える人を救うのだと
そんなようなことを書いています
う~ん
なるほどですね
とまあ
このように
作者のとても深い思いに包まれた
このアンパンマンの絵本ですが
果たして
うちの娘の反応やいかに⁈
いやあ
悪影響かどうか知りませんが
娘に大好評です
むしろすごい熱中ぶりです
確かに
頭が食べられてなくなると
不安そうな顔をしますが
最後に大きな頭が出来上がると
とたんに喜びの表情を見せます
まあ
子供がどういう反応を示すかとかは
しょせん
大人の目からは計り知れないもの
子供には子供の目がちゃんとあって
そういういろいろなものに触れてこそ
豊かな感性が育まれるのかなと思います
この初期のアンパンマンの絵本は
絵もなんとも味があって
文章も表現がストレートで面白いし
大人もつい引き込まれちゃいます
前半のくだりは
結構シリアスだったりするのですが
終盤の
ジャムおじさんの登場によって
トーンが一変
笑顔と安心感に包まれます
この緩急がいいんですよね
娘もそれをちゃんとわかっているようで
ドキドキしてから
必ず笑顔になります
子供って素直ですよね
というわけで
僕はむしろ
この初期の本は
子供にオススメだと
心底実感する次第です
あ
それともう一冊
楽しい紙芝居も購入
↓↓↓
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>年商5兆円企業からの脱サラ 北村 勇二さん
ありがとうございます\(^o^)/。
こちらこそいろいろと教えていただければと思います(^_−)−☆