環境の産物

ふと

これはもちろん

生物全般に言えることでしょうが

人間もなんだかんだ

環境に適応してできた産物だなぁ

と感じる今日この頃です

自分の住んでいる家や部屋の大きさに合わせて

物を揃え

数量を決め

使い勝手を考えながら

うまくその家に適応しているわけですが

よくよくどんな家に住むかで

当然

その人の生活習慣やライフスタイルが

自ずと決まってくる

まあ

あまり立派な家に住んでも

それを維持していくだけの力がないと

やがては無理が生じてくるでしょうが

でも例えば

近くになんでもある都会に住むのと

緑に囲まれた田舎に住むのとでは

自ずと違った生活習慣になるし

そうしたライフスタイルが

その人の価値観そのものに及ぼす影響も

少なくないはずで

結果的に

その人の人格形成そのものにも

大きく反映してくるのかなと思います

あるいはまた

その人がどんな物を身につけるか?

どんなファッションスタイルにするか

によっても

やはりそのことが

その人を端的に表すことにつながり

その人自身を形作っていく

一つの手段になりうるし

もっと言えば

その人はどんな仕事をしているか?

どんな食生活を送っているか?

など

その人を取り巻く環境や外から見た姿が

結果的にその人自身を

定義することにつながる

つまりは

その人を表すための手段として

仕事や住まい

身につけている物や服装などがあって

それがその人の価値観やライフスタイルを

ストレートに反映している

最も身近でわかりやすい証拠となるわけです

って

一体何が言いたいのかというと

人は何の気なく

自分の身の回りの物を購入したり

取り巻く環境を選択しているわけで

でも結果的に

それが

その人の人間形成に大きく影響を及ぼす

つまり

その人が意図するしないに関わらず

その人が環境や周りの状況に

大きく反映された結果として

今の自分があるということ

ふと

今の自分の置かれている

状況や立場、地位や生活そのものを

自分がどのように感じているか?

これが自分の望んだ姿であると

自信を持って言えるかどうか?

もしそうでなかったとしても

今の自分はまぎれもない

自分自身が作り出したもの

人生の様々な場面において

決断し選択し望んでできた姿

それに異を唱えたかったら

自分の意思で

それを変えるしかない

コントロールされない生き方を

自ら選択するしかない

まあ

そう簡単な話ではないでしょうがね

そもそも

自分がどんな人間になりたいか?

どんな人生を送りたいか?

を明確に持っている人も

そう多くはないように思いますが

でもそうは言っても

やはりどこまでも自分の人生

悔いのないように生きたいですよね

というわけで

話が長くなりそうなので

続きは次回

おまけ

フランスの哲学者

ジャン=ポール・サルトル(1905-1980)

↓↓↓

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の言葉をご紹介

「人間は状況によってつくられる」

「人間は、自らの行動の中で、自らを定義する」

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