『印象派への旅 海運王の夢』

ただいま

渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて

開催中です

『印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション』

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英国スコットランドの海港都市

グラスゴー出身の海運王

ウィリアム・バレル(18611958)

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(写真は45歳頃)

彼が若い頃から収集し築き上げた

9,000点にも及ぶ

膨大な作品群の寄贈先である

グラスゴー市の美術館

「バレル・コレクション」より

この度

西洋近代絵画73点を含む

80点が来日

いやあ

なかなか観ることのできない

逸品が揃いましたね

ということで

メインどころを

以下、ザザッとご紹介

◎フィンセント・ファン・ゴッホ

《アレクサンダー・リードの肖像》(1887)

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リードはグラスゴー出身の画商で

バレルの主な作品の購入先でした

ゴッホ特有の強烈な筆致です

◎アンリ・ファンタン=ラトゥール

《春の花》(1878)

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印象派の波が押し寄せる時代の中で

完璧な写実主義を貫いた

ファンタン=ラトゥールの渋い色調の花

◎エドゥアール・マネ

《シャンパングラスのバラ》(1882)

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マネ特有の洗練

静謐な空間にひときわ映える黄色いバラ

◎エドガー・ドガ

《リハーサル》(1874)

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今回初来日を果たした

本展一番の注目作品

バレリーナばかりを描いたドガによる

言わずと知れた傑作です

◎ポール・セザンヌ

《倒れた果物かご》(1877)

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自然なようで、歪な構図

果物の名を借りた球体の妙

◎ポール・セザンヌ

《エトワール山稜とピロン・デュ・ロワ峰》(1878-79)

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練り上げられた配色、空間構成から生まれる

無二の世界観

◎ピエール・オーギュスト・ルノワール

《画家の庭》(1903)

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いやあ

今回僕が最も惹きつけられた作品

渦巻く濃度

画面全体に充満する生気

◎カミーユ・コロー

《フォンテーヌブローの農家》(1865-73)

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信仰心を感じさせる静謐なまでの生活模様

さらにさらに

以下は写真OKでした

◎ギュスターヴ・クールベ

《マドモアゼル・オーブ・ドゥ・ア・オルド》(1865)

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巨匠クールベによる

黒髮の女性を描いた迫力の一枚

◎ヤーコブ・マリス

《ドルドレヒトの思い出》(1884)

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郊外の自然を写実的に描いた風景画です

そして海運王バレルのお気に入り

空の青が印象的な

ブーダンによる海景3

◎ウジェーヌ・ブーダン

《トゥルーヴィルの海岸の皇后ウジェニー》(1863)

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◎ウジェーヌ・ブーダン

《トゥルーヴィル、引潮時の埠頭》(1885-90)

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◎ウジェーヌ・ブーダン

《ドーヴィル、波止場》(1891)

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いやあ

見応え充分

海運王バレルによるロマン溢れる本展は

今月630日まで

というわけで

是非ともご堪能あれ〜

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