ロビー活動の是非

昨日

7月25日に掲載された読売新聞の記事を

以下に抜粋

↓↓↓

米政府や議会の政策決定に影響を与えるロビー活動を巡り、米フェイスブック(FB)が2020年上半期(1〜6月)に、前年同期比34%増の約1010万ドル(約11億円)と支出額を大幅に増やしたことが、米議会に提出した報告書で判明した。民間企業では最高額とみられる。

アマゾン・ドット・コムも12%増の約910万ドル(約10億円)と増額した。

背景には反トラスト法(独占禁止法)調査の問題への議会対策強化があると見られている。

…

あらためて

ロビー活動とは

企業や業界団体が事業に有利になる政策を実現するため

政府や議員に働きかける活動のことです

これはアメリカでは一般的で

ロビー活動に充てた金額や

活動の担い手となる

いわゆる「ロビイスト」の名前

どんなテーマで接触したかなどの報告が

義務づけられ一般公開されています

と

下記の表は

「GAFA」

と呼ばれる米国の巨大IT企業4社の

2020年上半期(1〜6月)のロビー活動と支出額の一覧です

↓↓↓

「GAFA」合計の支出額は3%増の

約2680万ドル(約29億円)に上っています

う〜ん

この巨大IT4社の恐るべき規模と

ロビー活動費用が

果たして見合っているのかどうか

桁が違いすぎて

いまいちピンときませんね

いずれにしても

上述のようなロビー内容のテーマを

より有利に進めるための

なんらかの働きかけを

公然と行っているのが現状のようですね

日本国内においては

ロビー活動というと

なんとなく

利権団体と政治家との癒着や買収などというイメージが強く

あまり表立って推奨されるべき話には思えませんが

翻って

僕ら遊技業界内においては

昨今

ロビー活動の是非がよく問われていますね

まあ僕は

額の大小はともかく

上記のような事例や考え方を参考にして

業界における各々の課題やテーマを明確に絞り込んだ上で

ロビー活動費を

どこにどのくらい当てていくべきか

実状に即したレベルで

効率的かつ継続して行なっていくべきだなと

特に

ここ近年の依存問題対策や

今回のコロナ禍における業界への仕打ち等を鑑みて

なおさら痛感する次第です