クレドと『共生の樹』
前回のブログでお伝えした
弊社の理念勉強会
今回はその後の取り組みをご紹介します
一概に理念の理解・浸透といってもなかなか目に見えないもの
『共生』という文言だけでは括りが大きすぎて
判断基準とするにはあまりにも曖昧です
そこで弊社では
『共生』の理念をよりわかりやすくかみ砕いた
行動規範=クレドを作ることにしました
そうして理念勉強会がスタートしてから3年目の夏
店長、副店長、管理職のメンバーおよそ20数名の勉強会の場を通して
討議をスタート
具体的には
参加者一人一人が考える…
『共生』に対する思い
うちらしさ
うちの会社の風土
うちのお店の強み
特色
もっと言えば…
文化…
などを自分達の言葉でとにかく全部挙げてもらいました
最初はAチームとBチームに分けて進行し
挙がった文言を取捨選択したり
同じ意味合いのものは統合吸収したりして
ある程度の数まで絞り込んで
そのA、B両チームで残った文言をまとめて
そこから更に意見を戦わせて
最終的にクレドとして字句や言い回しを揃えて完成…
という流れをイメージ
こう書くとそつなくスイスイって感じですが
ところがどっこい
ことはそう簡単ではなく…
議論は難航をきわめました…
挙がった文言は300を優に越え
それをまとめるといっても
ただ同じ言葉だからとか似てるとかで安易に集約したりできず
それを発言した人の思いや背景やらを
しっかりと踏まえないといけません
また僕自身、ある意味とても感動したのですが
参加メンバー一人一人が
自分の挙げた文言に思い入れやこだわりを持って
本当に主体的に臨んでくれたことです
最初こそこの先一体どうなるんだろう…
と訝る雰囲気もありましたが
時間の経過とともに一体感が増していったように思います…
そう
このクレド討議は
1年半を要したのです…
毎回月一回、10時~13時位のペースで開いていきましたが…
いっこうに進まないときも多々あって
途中から月2回、10時~15時まで延々と繰り広げていくことになりました…
そうして去年の秋口に晴れてクレドが完成…
最終的にクレドの文言は12項目に集約
参加メンバー20数名の思いが込められたクレドは…
小冊子『共生の樹』として結実
↓↓↓
そして今
役職、社員、アルバイトスタッフの皆さんへの落とし込み
更なる理解・浸透のための取り組みが
少しずつ始まっています
↓↓↓
正直これからが本番です
いかに社内に根付かせていけるか…
それは僕ら一人一人の背中にかかっています
道のりは遠いですが…
一歩一歩前進あるのみです
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