年輪経営の極意

先日

社内勉強会の場で

TV『カンブリア宮殿』を皆で鑑賞

この日取り上げられた会社は

寒天のトップメーカー

長野県の伊那食品工業株式会社です

寒天の国内シェアは

なんと80%

看板商品「かんてんぱぱ」が

広く知られているところですが

代表の塚越寛社長は

ちょっとユニークな経営哲学の持ち主で

その最も根幹となる考え方とは

「年輪経営」です

その極意は

売り過ぎない

作り過ぎない

というもので

早い話が

いたずらな急成長をせず

少しずつ売上を伸ばすことを

信条とする経営手法です

実際、伊那食品は

過去に48年間増収増益を達成するという

離れ業をやってのけています

その真意は

塚越社長いわく

そもそも

会社はまず存続しなければならない

永続してこそ

関わるみんながハッピーになれるんだと

いたずらな急成長は

社員に無理を強いることにつながり

結果

お客様へ

いい商品を提供できなくなる恐れがある、と

塚越社長は

かつて寒天商品を

全国のスーパーに卸すという

絶好のチャンスを

自ら辞退しています

理由は分不相応なため

自社の営業力、品質管理能力を

客観的に考慮しての判断だったそうです

う~ん

成長する大きなチャンスでもあったんでしょうがね

しかし塚越社長は言います

売上=成長ではない

自分たちの身の丈に合った成長を

ゆっくり確実にすることこそが大切なんだ、と

また

寒天という

市場でパイが限られている商品を

主力として扱っているゆえ

供給過多により

原料が跳ね上がり

値崩れを起こす懸念も考慮してたんですね

しかしそうは言っても数年前

世の中の健康志向に乗じて

はからずも

空前の寒天ブームが起き

急激な需要が生まれ

その年は

かなりの伸び率の増収増益を達成

しかしすぐに在庫切れや

お客様のクレームが頻発し

社員は疲弊していき

やがてブームが過ぎ去ったことによって

翌期に初の減収減益を記録してしまいます

社長はこの時のことを教訓にして

従来のスタンスをいっそう強固にしていきます

そうして

ヒット、流行に左右されず

長く愛される商品を

着実に提供していくことで

価格競争からの脱却を図り

現在の地位を獲得するに至るのです

そして

この伊那食品の年輪経営のすごさは

社内で最も顕著に見てとれます

ここは今だに

年功序列

終身雇用を貫いており

さらには社員の持ち家率が

80%にのぼるという充実ぶり

塚越社長は

社員の幸せが一番大切であると

明言しています

う~ん

急成長を求めず

社員の幸せを一番に考える

と聞くと

正直なんとなく

やさしく

生ぬるい会社と捉えられがちですが

実際はむしろ

過当競争ではなく

適正競争を積極的に推し進め

絶えず新商品の開発

また用途開発を試みていて

実際に寒天を活用した

様々な他業種への転用も実現し

それらが現在

全売上シェアの10%

占めるまでになっているのだそうです

社長いわく

過去の踏襲は仕事ではない

全ての会社が開発型であるべきと

語気を強めているくらいですから

社内が馴れ合いにならないような

社内の風土や制度が

しっかりと浸透しているんでしょうね

いやあ

いちいち納得です

そして

あらためて語っているのですが

会社の永続というのは

目的ではない

永続は

関わるみんながハッピーになるための

手段である、と

最後におまけで

利益とは

必要なものを全部使って

最後に残ったもの

いわば

ウ◯コと同じだと

冗談混じりにおっしゃっていたのが

印象的でしたね

なるほど~

いやあ

それにしても

話を聞いていて

まさしく

共生

の真髄を見た気がしました

素晴らしい会社ですね

とっても勉強になりました

おまけ

↓↓↓

年輪が大事ですね

↓↓↓

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