日本映画産業の事例

ただいま逆風の時代を迎えている

と言われる

わが遊技業界が

今後参考にすべき

他業界の事例として

日本映画産業の近年の推移を

ちょっと調べたので

以下に掲載

↓↓↓

日本映画産業は

1958(昭和33)

観客動員数112745万人をピークに

年々下がり続け

1960年代に入り

テレビの一般家庭への急速な普及に伴って

凋落の一途を辿ります

1968年には313398千人

1978年には1 6604万人にまで減少

それ以降

現在まで

実質ほぼ横ばいを推移しています

↓↓↓

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(…サイトよりグラフ引用)

しかしそうした長い低迷期の間

各映画会社は

旧態依然とした経営体質の改善に励み

徒弟制度ほか縦割り組織の是正を図り

また一方で

シネコン建設など

映画館の設備環境の整備に取り組み

徐々に会社を立て直していきます

逆風は依然続きます

・ブロードバンド環境の普及

・動画配信の浸透と常用化

・ホームシアターの発展で自宅観賞でも高画質、高音響が実現

・地上波テレビの地デジ化に伴い家庭内のテレビも大型化・高画質化が進む

などで

映画館に足を運ぶ必然性が

いっそう求められるようになります

そんな状況下で

近年

注目を集めているのが

4DXMX4DIMAXシアターと呼ばれる

次世代シアターの普及で

例えば

シートの可動や振動、風、水しぶき、香り、煙、泡などの舞台効果が加えられ

あたかもその場所にいるかのような

臨場感を生み出したり

またIMAXシアターは

従来の映画よりも

さらに巨大なスクリーンと

デジタルプロジェクターやスピーカーの性能を高めることで

最高の映画体験を実現

コト消費のニーズの高まりとともに

映画産業は近年

着実に回復傾向を示しています

とまあ

映画業界も

ヒット作によって観客動員数

ひいては市場規模が

大きく左右されるという点で

遊技機に左右されるわが業界と

近似していると言えますかね

近年の日本映画産業勃興の機運は

やはりなんといっても

アニメをはじめとした

邦画そのものの復活が

大きく影響しているでしょうからね

実際ここ最近では

2016年が当たり年で

『君の名は。』

『シン・ゴジラ』

などのメガヒットによって

入場者数、興業収入ともに

大幅な伸びを示しています

にもかかわらず

映画業界は

それにとどまらず

より総合的に網羅されている印象で

つまりハード面の視聴環境を整えた上での

ソフト面のコンテンツの充実

何よりライブ感の創出・提供が

いい形で進んでいるなぁと

つくづく実感しますね

また他にも最近では

映画館そのものを

イベントや音楽会、ダンスの発表会、謝恩会、親睦会として利用したり

はたまた個人でも

サプライズのプロポーズの場として提供したり

なんでもありの貸出し

「シアターレンタル」など

従来の発想にとらわれない

より広範囲で柔軟な

ライブ的活用方法の提案も

進められています

なるほどですね

というわけで

日本映画産業が

半世紀以上もの間、思考錯誤してきた

数々の企画や取り組みが

なんらかヒントにならないかなと

つらつら思う今日この頃です

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